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たらふくつるてん

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 奥山 景布子
定価: 1,836 円
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    「たらふくつるてん」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      好きこそものの上手なれ。
      本を閉じた後にこの言葉を噛みしめる。
        
      主人公は「江戸落語の始祖」といわれた
      鹿野武左衛門。
        
      本業である塗師としての才覚はなく、
      人と話すのも苦手で
      飲みの席で披露できる芸もない。
        
      だけど大好きなものがひとつあった。
        
      芝居・浄瑠璃・辻噺などの大衆芸能だ。
        
      仕事をサボって観に行くほど、
      台詞を空で言えるほどのめり込んでいる。
        
      しかし、不運なトラブルに巻き込まれ、
      大阪から江戸へと逃げ込むことに。
        
      そこで辻噺(落語)の才を見出され、
      めきめきと頭角をあらわす。
        
      何においても熱くなれなかった武左衛門が、
      「笑い」にだけは貪欲になっていく。
        
      ただ好きだっただけの娯楽達が、
      全て糧になっていく。
        
      好きなものに苦しめられるのなら上等。
      とことんやってやろうやないか。
        
      そんな心意気に深く共感し、
      武左衛門へのエールは
      いつの間にか自分へのエールとなった。

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      2019/10/10 by

      たらふくつるてん」のレビュー


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