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楠木正成

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 620 円

ときは鎌倉末期。幕府の命数すでに無く、乱世到来の兆しのなか、大志を胸にじっと身を伏せ力を蓄える男がひとり。その名は楠木正成―。街道を抑え流通を掌握しつつ雌伏を続けた一介の悪党は、倒幕の機熟するにおよんで草莽のなかから立ち上がり、寡兵を率いて強大な六波羅軍に戦いを挑む。己が自由なる魂を守り抜くために!北方「南北朝」の集大成たる渾身の歴史巨篇。

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    「楠木正成」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      幕末の志士たちが尊敬してやまなかった人格者、楠木正成。


      武士ではなく「河内の悪党」と呼ばれていた彼が
      なぜここまで人々を惹きつけるのか興味がわいて手に取った。


      「悪党」と呼ばれていたのは
      当時、朝廷より力を持った鎌倉幕府から見れば
      反体制的な集団であったから。


      一部の人間だけ得をする年貢や荘園制度に抵抗し、
      互いにメリットがある商業を発展させた事も大きい。


      最期まで帝のために幕府軍と戦ったことが称されているが、
      「悪党の将来」のために「悪党を排除しようとする幕府」と、
      「民」のために「民を苦しめる幕府」と戦った印象の方が強かった。


      そして、全国の民と悪党が共に立ち上がったという影響力もすごい。


      命がけで守り抜いた帝が独裁者だったのは不運だったが、
      再び権力を奪い返した幕府は
      500年後、楠木正成を慕う幕末の志士たちによって絶滅させられる。


      面白い!


      どんな歴史にも必ず伏線があって、
      こうやって繋がった瞬間が最高に面白い!


      年月を経て楠木正成に魅了される人間がどんどん繋がり、
      今もココに感銘を受ける人間が一人増えた。
      >> 続きを読む

      2019/02/07 by

      楠木正成」のレビュー


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