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怒り(下) (中公文庫)

3.9 3.9 (レビュー4件)
著者: 吉田 修一
定価: 648 円
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    「怒り(下) (中公文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      殺人事件から1年後の夏。犯人、山上一也の足取りは今だつかめていない。
      房総の漁港に現れた 田代
      優馬と暮らすことになった 直人
      沖縄の離島でバックパッカーをしている 田中
      前歴不詳の三人の男ははたして犯人なのか。

      側にいるこの男は殺人犯なのかも知れない…
      田代、直人、田中に出会ったそれぞれの人たちは、彼らを通して何をみたのか。

      人は、他人に自分を投影する。
      誰かを疑うということは
      自分を疑うということだ。
      他人を信じられないのは
      自分を信じていないということだ。

      映画化もされた本作。
      大変読みやすく、表現や例えもユーモアがあってページをめくる手が止まらなかったです。
      前半は、誰が犯人なのかソワソワさせる展開。
      後半は、人を信じる難しさが強調された印象。
      読後はなんとも切ない気持ちになりました。
      疑った人、信じた人、
      疑いの心を信じるという言葉で覆い隠した人
      それぞれに作者が与えた末路に、考えさせられます。
      >> 続きを読む

      2019/05/14 by

      怒り(下) (中公文庫)」のレビュー

    • >人は、他人に自分を投影する。

      深いですね。。

      頭の中ではわかっているつもりですが、家族や古くからの友人、付き合いの長い仲間は全面的に信じられる気がするのですが、いきなり会ったバックパッカーとかを信じられる自信はないです。。
      どんな末路が待っているのか><
      >> 続きを読む

      2019/05/15 by chao

    • chaoさん
      コメントありがとうございます!
      単なる犯人探しに終わらないのが本作の魅力だと思います。
      3人の男たちはそれぞれ、現地の人たちに好かれていきます。
      信じるとは何か。好きだと思った人を疑う心はどこから生まれるのか。
      本当に答えを出すのが難しいテーマに、作者なりの答えがそこにあると思います。
      ぜひこの末路、みてみてほしいです^ ^
      >> 続きを読む

      2019/05/16 by ∵どた∵

    • 匿名
      評価: 4.0

      主要な登場人物が複数いて、そこに「殺人」が絡む面白い小説。最後まで展開が読めない。人間の負の部分が溢れている。

      2018/07/15 by

      怒り(下) (中公文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      最後までわからなかった。何故、怒り、なんだろう。と。。タイトルにするほどインパクトを与えた「怒り」とは? 

      2017/08/16 by

      怒り(下) (中公文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      結局、「怒」とはなんだったのか。

      2016/02/12 by

      怒り(下) (中公文庫)」のレビュー


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