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幼年期の終り

4.3 4.3 (レビュー10件)
著者: アーサー・C・クラーク
カテゴリー: 小説、物語
定価: 882 円
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2016年02月の課題図書

地球上空に、突如として現れた巨大な宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和で理想的な社会をもたらした。彼らの真の目的とはなにか?異星人との遭遇によって新たな道を歩み始める人類の姿を哲学的に描いた傑作SF。

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    「幼年期の終り」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

       異星人との接触で人類は成功を約束されたと思いきや、実はそんな事は些細なことであり人類の未来は全く違っていたという題名通り、壮大な物語。オーバーロードの謎と動向を楽しく考えながら一気に読めます。謎は全て解けて満足。再読するとオーバーロード視点でまた別の感じを(悲哀)受けそうなので後で読もうと思います。

      2018/08/02 by

      幼年期の終り」のレビュー

    • 評価: 5.0

      SFを語る上で外せない名作。宇宙人による地球人の管理という後世のSF及び全てのジャンルの創作のモチーフにされ、影響を与え続けている。
       注目できるのは、オーバーロードの総督であるカレルレンの地球人に対する態度である。前半はあくまで総督、管理者としての姿勢を崩さなかったが、後半は、自身らもオーバーマインドの支配下におり、メタモルフォーゼした人類に対して「きみたちにはいけるよ」といったような一種の諦念をみせているのが面白い。
       ハードSFとしての側面もありながら、文学としても優れたこの作品は、進化する地球人を描くことを通して、科学技術と倫理の問題、超自然的事象に対する解釈といった、様々なことを考えさせる。
       私は、文化圏に所属するというアイデンティティを失いたくはないと思うが、新たなアテネの住人になるのだろうか。それとも、与えられた余暇を与えられた娯楽で消費するのだろうか。選択の時は近いかもしれない。
      >> 続きを読む

      2017/05/17 by

      幼年期の終り」のレビュー

    • 評価: 4.0

      これは人類が進化したと言っていいのでしょうか。
      超生命体からのただの支配なのでしょうか。


      物質(肉体を含む)から解放された精神(心。エネルギー)は、真に自由になるとその能力は無限に広がる。そして一切の束縛から解放され自由になった心には、苦しみの次元を乗り越えた究極の限りない喜びが、いや喜び以上の平和で穏やかな幸福感だけがある・・・みたいなのが多分悟り・解脱の境地、人類(物質の次元)を”乗り越えた”者の境地だろうと思いますが、この作品の人類が行き着いたところも近いものがあるような。
      いやいやでも、まだ”幼年期の終わり”だから、解脱に一歩近づいたって感じ?
      いやいやいや、自発的に修行しないと進化は無理だし。欲(快楽を求める心や執着)があるうちは解脱できないし。

      う~ん、、、とにかく、わたしたち人類はまだまだ幼年期、子どもだってこと。

      そりゃ、戦争やテロ(ケンカや八つ当たり)起こして、ウソついたり人のものを取ったり暴力ふるったり、自己中でわがままいっぱい、地球環境や他人のことなんて見えてないしねえ。(もちろん地球外生物も。臆病だから?人類、自分が一番などと妄想してる)

      わけの分からないわがままなお子ちゃまの人類が核兵器(核発電、環境破壊etc)などで、地球を滅ぼす前に、オーバーロードが来てくれてよかったわ。ほんとに、子どもに危険なおもちゃを持たせたらいけません。赤ちゃんに刃物^^;


      あとがきを読むと、作者のクラークはスリランカに住んでた時期があって仏教にいくらか影響されたとか。やっぱりね。『2001年宇宙の旅』もだけど、宇宙観というか生命観というか、仏教の匂いがするんだよね。
      でも、仏教には何かの支配(指導とか保護とか?)も超生命体(これが”神”なのか??)も異星人も出てこないけど。

      時空を超える相対性理論(浦島太郎?)とか、人類よりずっと人格者?な”お兄さん”の異星人とか、争いのない平和な一つの世界とか(本当は人類が進化しないと実現しない)、面白かった。
      面白いけど、面白いだけじゃすまないかも。
      >> 続きを読む

      2016/04/01 by

      幼年期の終り」のレビュー

    • ホントに面白いだけじゃすまないですよね。
      >わけの分からないわがままなお子ちゃまの人類が核兵器(核発電、環境破壊etc)などで、地球を滅ぼす前に、オーバーロードが来てくれてよかったわ。
      なんですけどね。テーマもわかりやすいんですけどね。
      私にはこの進化論的発想には今一つすっきりしないものが残るんです。
      この作品自身も進化の過程にあるのかな。
      >> 続きを読む

      2016/04/01 by 月うさぎ

    • この話、支配?管理?されてる感があって、素直に進化とは言えないような気がちとしました。全てから解放され真に自由になる、主体的な、そういう進化を望みます^^; >> 続きを読む

      2016/04/01 by バカボン

    • 評価: 5.0

      遅くなってしまいましたが、2月の課題図書。

      福島さんの訳が自分に合っていたせいか、物語にすっと入り込むことが出来ました。
      世界観が壮大で、ただただ圧倒されました。
      寂しさ、虚しさを感じていたにも関わらず、読了後は意外と爽やかで。
      なんだか感動してしまいました。。

      この作品の情景描写がとても好きです。
      ジェフの見た夢、ジャンの密航、そして滅亡の時。
      これらのシーンは色鮮やかで、何度でも読みたくなります。

      良作のSFは読了後の余韻がとても長く残りますね。


      この作品に出会えてよかったと思いました。
      読書ログの課題図書って本当に素敵だ(*^^*)
      >> 続きを読む

      2016/03/05 by

      幼年期の終り」のレビュー

    • chaoさん
      とても壮大ですよね!
      クラークの名前で少々怯んでましたが、出会えてよかったぁ!と思いました(*^^*)
      chaoさんの高評価レビューが後押しになりましたよ。
      ありがとうございます。

      読書ログの課題図書に挑戦するのが楽しみになっています♪
      今月もとってもおもしろそう!今週末図書館行かなきゃ♪

      「アンドロイド~」ますます読みたくなりました!
      >> 続きを読む

      2016/03/10 by あすか

    • makotoさん
      私も最高峰って皆さんの意見に賛成です♪
      makotoさんのコメントのセンス、見習いたいと思っています!大好き。 >> 続きを読む

      2016/03/10 by あすか

    • 評価: 3.0

      ストーリーはとても面白かった。
      とても壮大で半分ほどついていけなかった。

      映像で見ているようにコロコロとシーンが変わるのでついていけなかった部分が大きい。
      しかし、ストーリーは本当に面白く斬新だったので良かった。

      何よりも、訳が残念だった。
      「われわれ」と「あなたがた」の単語が多いこと!
      あなたがた、あなたがた、あなたがた、あなたがた…

      人間もオーバーロードも「あなたがた」「われわれ」を常に使うので、もう誰があなたがたで、誰がわれわれなのか混乱した。

      言葉も全体的に古い感じがしたし、その辺はちょっと読みにくかった。

      ぜひ新訳で読みたい。
      >> 続きを読む

      2016/02/27 by

      幼年期の終り」のレビュー

    • 光文社から新訳が出ていますね。比べ読みしてみてください。
      私も新訳には興味があります。ぜひ感想を聞いてみたいの! >> 続きを読む

      2016/02/27 by 月うさぎ

    • ◆月うさぎさん

      はい!ストーリーはとても面白く感じれたので、新訳で再挑戦してみたいです。またその時はレビュー書きます^^ >> 続きを読む

      2016/02/27 by snoopo

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      • 評価: 5.0

         ナポレオンでなくても人の頭のなかには辞書がある。わたしもハンディーサイズくらいの辞書が取り出しにくいところにあって、その冊子のSF小説という項目にはこう記されている。「SF小説とは、アーサー・C・クラークが書くようなものを指す」
         ちょっと待て、とツッコミを入れたくなるSFファンもいると思うが、アシモフは一つの分野で括れる人物ではないし、ハインラインも凄いことは十分承知の上で、さらにH・G・ウェルズという大先輩がいることも考慮して、わたしはアーサー・C・クラークを中心に据えたい。どうしてなのか?胸にストンと落ちるような説明はできないけれど、クラークの作品が、SFの楽しみ方を読者に教えたのではないかと考えている。違うかな?まあ、違ってもいいや、とにかくわたしは好きらしい。
         なかでも、今回レヴューする『幼年期の終わり』、これが面白いんだよ。三部構成に加え伏線も多いため、筋の紹介は面倒くさいので省きますが(自慢ではないが筋の紹介は苦手だ)、世界記録を出す三段跳びの選手を生でみるくらい興奮する。まさに、ホップ・ステップ・ジャンプ!これじゃ長嶋監督の打撃理論みたいで分かりにくいですよね。「うーん、ひとつのSF小説の面白さ、ひとつの哲学的考察、ひとつの伏線、ひとつの人類を超えた支配者がコントロールするひとつのユートピア、でもありひとつのディストピア、ひとつの想像力の先にあるひとつの物語、ひとつの幸福な読書体験をひとつどうでしょう」
         最後は落合博満の一言、分かる人だけ分かればいい。
        >> 続きを読む

        2015/03/01 by

        幼年期の終わり」のレビュー

      •  光文社の新訳は、最初敬遠していました。でも、読んでみると「やっぱ読みやすさも大事だよ…ほんと…」と実感し、その他の光文社古典新訳文庫にも手を出し始めました~。 >> 続きを読む

        2015/03/02 by ゆうぁ

      • 素頓卿さん、ゆうあさん 新訳のご感想ありがとうございます。
        密林レビューでは信憑性に欠ける極端な意見が多く、敬遠して今に至る…でした。
        光文社の新訳では魅力的な作品が随分出ているので、これを機に読んでみます。
        「幼年期の終わり」が読み易くなっているとすればそれはとてもありがたいです!
        「夏への扉」は原文にあたりましたが、これは絶対原書で読む気はしません!!
        素頓狂さんすごいです。
        そうそう。SFは難解なのが正解ではないと思います。
        >> 続きを読む

        2015/03/02 by 月うさぎ


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