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明日と明日 (ハヤカワ文庫SF)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: トマス スウェターリッチ
定価: 1,123 円
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    「明日と明日 (ハヤカワ文庫SF)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0


      トマス・スウェータリッチの「明日と明日」は、極度にマニアックに構築された近未来AR社会が舞台。

      時は、テロによりピッツバーグが消滅した「終末」の10年後。
      その生き残りである主人公ドミニクは、仮想現実空間にピッッバーグを再構築したシティ・アーカイヴを頻繁に訪れ、保険調査のかたわら、妻との幸福だった日々を繰り返し再体験している。

      要は、「終末」で死んだ奥さんのことがどうしても忘れられないダメ男で、没入感を深めるためヘロインにまで手を出して会社とトラブルに。

      そんな時、彼は、ある大富豪から奇妙な依頼を受ける。
      いわく、死んだ娘のデータが仮想都市から忽然と消失した。
      その行方を追って欲しい、と-----。

      調査に着手したドミニクは、奇怪な陰謀に巻き込まれてゆくのだった-------。

      消滅した街の過去を封じ込めた仮想都市のイメージとそれを支えるディテールが素晴らしい。
      ただし、筋立ては典型的な私立探偵小説。

      拡張現実SFと現代ミステリの双方が、高いレベルで融合しているが、ミステリ好きには、ディテール的にハードルが高く、SF好きには解決がミステリ的なので、ラストがやや物足りないかもしれません。

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      2019/05/06 by

      明日と明日 (ハヤカワ文庫SF)」のレビュー


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