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バ-にかかってきた電話

4.3 4.3 (レビュー3件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 798 円

ススキノのいつものバーで呑んでいた〈俺〉は、見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。疑問を感じながらも依頼を果たしたのだが、その帰り道、何者かによって殺されそうになる。しかも、電話の女と同じ名前の人間が、すでに死んでいるという。〈俺〉を悩ませる女の正体とは? 新感覚ハードボイルド第二弾

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    「バ-にかかってきた電話」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      映画「探偵はBARにいる」の原作。
      前回、ザ☆ハードボイルドとうたわれる作品を読んだ流れで
      「軽ハードボイルド」と称される本作品を読んでみることに。

      映画、観たくなりました。面白い!

      登場人物が個性的で楽しい。
      確かに大泉洋がぴったりはまる人物像。
      個人的に、”普段情けないけどどこか飄々としている”主人公、大好物です。
      ※ルパン三世が理想の男性です。

      これも個人的な趣味ですが、超脇役で出てくるタクシーのおじちゃんが本作で一番かっこよかった。笑

      とある人物を尾行することになった主人公。
      車で移動するターゲットを追うため、タクシーを拾います。
      快く尾行を引き受けてくれる運転手のおじさん。
      「運賃+○万円で見つからずに尾行してやる」
      か、かっこいい。

      その後、車通りの少ない道へとはいっていくターゲット…
      尾行がばれそうになるスレスレの状況を、タクシーのおじちゃんが華麗に(?)回避する。
      危険な状況であったことに変わりはないのに「また遊ぼーや」といって去っていくタクシーのおじちゃん…
      か、かっこいい。

      頭に「軽」が付くハードボイルドとのことでしたが、「やせ我慢の美学」はしっかりかっこよく描かれています。

      ラストの展開もドキドキしながら読みました。

      映画、観てみよっと。
      >> 続きを読む

      2013/10/29 by

      バ-にかかってきた電話」のレビュー

    • タクシーのおっちゃん、いいキャラでしたよね!
      その他の脇役もしっかり描かれていて実体がありました。
      人間が面白いと小説って魅力が倍増しますね。
      >> 続きを読む

      2013/10/30 by 月うさぎ

    • ▼iceさん

      次元(笑)
      ルパン三世の原作をチラ見したことあるんですが、アニメよりハードボイルドチックでした!

      ▼ただひこさん

      私も、逆境を楽しめるくらい余裕のある、かっこいい女性になりたいっす…

      ▼山本あやさん

      タクシーのおじさん、ぜひ要チェックで(笑)
      おすすめです^^

      ▼空太さん

      おぉ!映画観られたんですね!
      そうなんです、アクションシーンがどうも脳内で大泉洋で再生されなくて(笑)
      早く借りてこよっと!

      ▼sunflowerさん

      >無理している感が出ていると突っ込みたくなります(笑)
      激しく同意(笑)

      ▼kumahachiさん

      原作、おすすめです!
      友人によると映画観た後に原作読んでもいい意味で裏切られないそうです。
      もう、映画今日借りて帰ることにしました。

      ▼makotoさん

      ちなみに、不二子ちゃんは理想の女性。でした。

      ▼月うさぎさん

      >実体がありました。
      まさに!登場人物がリアルに感じられる作品でした。
      >> 続きを読む

      2013/11/07 by ∵どた∵

    • 評価: 4.0

      大泉洋の主演映画「探偵はバーにいる」の原作。
      (映画、観たかったんですが観てないのでとりあえず本を)
      映画は第一作目ですが、〈俺〉シリーズとしては第2作目だそうです。
      映画はヒットしてシリーズ第3弾の制作が決まっているそうですね。

      主人公の俺は、札幌のススキノで浮遊しつつ遊びで探偵(便利屋)をやっています。
      トランプ賭博で生活費を稼ぎ、仲間と明るく健全に大麻栽培に精を出し、
      BAR〈ケラー・オオハタ〉が連絡先です。

      「もしもし、私、コンドウキョウコですけど」
      ある晩、かかってきた電話は意味不明の仕事依頼の電話だった。
      簡単な仕事と思いきや、いきなり命を狙われるハメに?!


      携帯電話はありません。
      なぜならば、この物語の時代はバブル前の1984年。
      ポケベルもビジネスマンしか持っていない時代だから。
      カラオケも8トラックのカセット~!懐かしすぎる風俗です。

      「軽ハードボイルド」と言われるジャンルだそうで(なんのこっちゃ?)
      確かに主人公のノリってば、いきなりとっても軽い。
      ハードボイルドの主人公と言えば寡黙で冷静沈着、筋肉質で締まった体。
      のはずなんですが……。


      「いよーっ!どうしてる?元気?」 なんてノリで。
      酒癖超悪かったり。男色の友達にからかわれてビビリまくったり。
      いかにも軟派な印象だけど、一方では裏社会にも通じていて、
      違法なことをやっていながら、同情心や正義感もあって、人とのコミュニケーションは良好。
      頭も悪くない。(これは作者が。ということかもしれないですが)
      よくある軽くて一見優男風なのではなくて、一筋縄ではいかない主人公像です。
      最初の部分を読んだ限りは確かに大泉洋が最適だという印象です。

      そして、ここがポイントだと思うのですが、
      なんといってもこの作品の最大の魅力は暴力シーンにあるでしょう。

      乱闘シーンの描き方がとてもクールで面白い。
      それが主人公のキャラクターに非常にマッチ(ミスマッチというべきか)していて非凡な印象を与えます。
        ↓
      一歩踏み込んで、ガキの鼻を下から殴り上げた。…
      ガキが右手を伸ばす。それを肘で受けて襟首をつかまえた。
      引き寄せて、ミゾオチに思い切り右の拳を叩き込んだ。
      同時に、左の首の付け根に熱湯をかけられたような痛み。
      地球がぐるりと回るような感じがした。だが、まだ大丈夫だ。
      このガキのミゾオチの柔らかさ。首の付け根を攻めてくる刈田のやり口。
      こいつらはただ単に喧嘩なれしているだけだ。
      そんな考えが瞬間的に頭の中を突き抜けて行った。勝てる。

      時代劇の立ち回りのような美さえ感じますね~。


      事件に関わるうちに、危険な事件に深入りしていく。
      俺は正義感と情に厚い男でもあるのです。

      ヤクザや裏社会に暗躍する企業家たち。
      そういう世界を描きさえすれば、ハードボイルド…と、言ってはいけません。

      ハードボイルドの定義を「やせ我慢の美学」とするのは大正解。

      ならば確かに、これもハードボイルドだと思う。


      主役脇役各々のキャラクターもいい。ドラマとしても悪くない。
      文章も個性的ですし、舞台がススキノというのも魅力的。

      一つケチをつけたいのは、物語の解決を「手紙」に語らせるというのは
      ちっとハードボイルドじゃないぜぃ。

      “なんとかサスペンス劇場”の犯人の告白、みたいじゃないですか~。
      ちょっと簡単すぎて拍子抜けしましたよ。
      もっとシブク決めて欲しかったなあ。ラストが安手のテレビドラマのシーンみたいでした。


      【おまけ】
      作者は言葉にちょっとデリケートなルールを作っています。
      まず、音で聞いた名前にいきなり漢字を当てない。
      これ、私も違和感あったんですよね。こういう明確なルールを決めている人を初めて見ました。
      実際に文字を見るか漢字を説明されるまでカタカナ表記を守ります。
      サッポロオンコウ →「サッポロ音興」のように。

      あと、手紙文を走り書き風にキョウハク、復しゅう、などわざと完璧な漢字を使わない。
      少々子供っぽい文体を心掛けるなど。


      【余談】
      私のセンパイで「コンドウタケシ」という人がいます。
      反対から読むと「シケタウドンコ」(*^◯^*)
      >> 続きを読む

      2013/09/17 by

      バ-にかかってきた電話」のレビュー

    • 早速レビュー拝見しました♪
      読みます!必ず。

      2014/02/05 by アスラン

    • アスランさん
      1作目を読まれた方の本作との比較もうかがいたいです。
      ぜひ読んでみてくださいね。
      もうすぐ映画も第2弾が公開されますし。
      札幌観光局では「探偵はバーにいる・ロケマップ」なんて作って
      早速観光誘致を狙っていますよ。(^^)
      >> 続きを読む

      2014/02/05 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      映画原作にもなったススキノ探偵シリーズ第2作

      主人公の<俺>が入り浸っているバーに突然かかってきた「コンドウキョウコ」を名乗る謎の女からの電話。
      その奇妙な依頼に従った直後、何者かにより殺されそうになる。

      次々と浮上する過去の殺人事件。事件の真相を追い求めるうちに徐々に点が線に繋がっていく快感。そして終盤明らかになる全貌。

      著者のデビュー作でもある第1作「探偵はバーにいる」では大学の冴えない後輩から失踪した彼女の捜索を依頼されるという地味な導入。酒ばかり飲んで遅々として進まぬ展開と正直イマイチだった。

      しかし本作は序盤からきっちりと物語に引きこまれた。テンポも良い。自己陶酔の第一作に比べて非常に読みやすくなった上、プロットも緻密で見事に洗練されている。

      仲間との健康的な農作業(大麻栽培)や、ママの依頼でたちの悪い酔っぱらいを”処分”するシーンなど探偵業以外のちょっとしたサイドストーリーも良いスパイスとなっている。

      武術の達人・高田、同性愛の新聞記者・松尾、暴力団員・相田といった魅力的な仲間たちとのやりとりも笑える。ハードボイルド小説は笑いの要素が無いと退屈なのだがこの作品は行間に笑いが詰まっている。

      そして・・・ラストが良い。途中で「コンドウキョウコ」の正体に薄々は感づいたものの、それでもラストの展開は予想外だった。

      参りました。文句なしで面白いです。
      >> 続きを読む

      2013/08/21 by

      バ-にかかってきた電話」のレビュー

    • chaoさん
      読みたい本多くて困りますよね。
      最近買って平積みしている本の山が高くなって困っております^^;

      tadahikoさん
      映画のタイトルが紛らわしいですよねぇ。

      makotoさん
      銀行振込の名義なのでカタカナなのですよ。

      aimiさん
      思わずハードボイルドの意味を調べてしまいました。固茹で卵=食えない奴ってことらしいですね^^;
      大泉洋ならばむしろ「燻製卵」って感じかな

      iceさん
      天気を気にして農作業のあとにはみんなでビールを飲む。ザッツ健康!

      ちあきさん
      1作目はイマイチでしたが、人気シリーズのようですしせめて映画原作にもなった2作目は読んでおこう・・・と手にとったら大正解でした^^

      月うさぎさん
      シリアスを目指した本格ハードボイルドより、ちょっと笑いのテイストがほしい・・・ってのは趣味ですね。探偵物語もいいですね。洋画ならばダイ・ハードとかも好きです。
      主人公の軽さを売りにしている作品は新感覚ハードボイルドというのでしょうか。

      MissTerryさん
      北海道を舞台にした映画は大泉洋が多いですね。正直なところ原作の主人公と比べると若干ミスキャストな気もしますが^^;でも松田龍平さんの高田役はいいですね。

      Chel8さん
      多少ギャップを感じますがぜひ映画・原作両方共挑戦してみてください。

      yasuoさん
      映画「探偵はBARにいる」は「探偵はバーにいる」ではなく「バーにかかってきた電話」が原作とちょっと紛らわしいです。
      原作だともうちょっといい加減で大麻栽培とかやっちゃってますが面白いですよ。

      Shimadaさん
      為にしてはいけない危ない雑学ですね^^;
      >> 続きを読む

      2013/08/23 by ybook

    • 2作目から読めばよかったんですねー(苦笑)

      2014/02/05 by アスラン


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