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瀕死の戦闘機隊 (ハヤカワ文庫 NV 213)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: ゲルト・ガイザー
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    「瀕死の戦闘機隊 (ハヤカワ文庫 NV 213)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0


      第二次世界大戦の後半において、ドイツ空軍はバトル・オブ・ブリテンに敗れて後、それまでの勢いを急速に失いつつあった。逆に力を増した連合国軍機が頻繁に襲来するようになっていた。

      本国から離れた前線基地。そこに駐屯する戦闘機隊。彼らは日ごとに悪化していく戦局にもかかわらず、敵機のある限り飛び立たねばならない。

      明日の命の保証はどこにもないのだ。不安、恐怖、焦燥、虚無感、安堵など、さまざまな感情が若い彼らを包み込む。

      戦争の罪悪感に悩む者もいる。日々の苦しさを酒の饗宴で紛らわそうとする者もいる。そしてみな同じように、狭く、動きの不自由なコックピットに押し込められ、敵を求め、敵を墜すために、自らを守るために、神経を張り詰め、戦闘機と一体となるのだった。

      そんな明日をも知れぬ不安定な日々の中で、彼らはいかに生き、そして散っていったのか?-------。

      この「瀕死の戦闘機隊」は、第二次世界大戦を背景に大空に生きた、あるドイツ戦闘機隊の若者たちの姿を描いた作品だ。

      そこには、特定の主人公はいないし、明確な筋もない。それがかえって、"戦争の悲劇"という、この世の不条理を鮮やかに浮き彫りにしていると思う。


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      2018/03/19 by

      瀕死の戦闘機隊 (ハヤカワ文庫 NV 213)」のレビュー


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