きみの血を (ハヤカワ文庫NV)
「きみの血を (ハヤカワ文庫NV)」 の読書レビュー (最新順)
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評価:
【人は皆、傷ついたり苦しかったりする時に、それぞれの解消法を持っている】
SFの大御所スタージョンの作品ですが、本作はSFではありません。
じゃあ何なのか?と言うと、ジャンル分けすることに意味があるかどうかは別として、強いて言えばホラーであり、ミステリであり、文芸小説であるとでも言いましょうか。
本作で主要な役割を果たすのは、ジョージ・スミス(仮名)という若い男性です。
彼は軍に所属していたのですが、何の理由も無いのに突然少佐を殴ってしまったことから、精神に異常があるとされ、軍病院に送られて来た >> 続きを読む2020/03/28 by ef177
「きみの血を (ハヤカワ文庫NV)」のレビュー
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評価:
世の中に数あるヴァンパイア(ホラー)小説のなかでも、本作は異色さと不気味さでは抜きに出る作品だと思います。映像化はある意味不可能に近いので、是非とも手にとって読んでいただきたい。
とはいえ、異色すぎて好き嫌いはハッキリ分かれるかも(っていうか、分かれるでしょうね)知れませんが、スタージョンの傑作ですし、人間性は疑われても私は強く一読をオススメします。2017/07/24 by アーチャー
「きみの血を (ハヤカワ文庫NV)」のレビュー
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