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三幕の殺人

クリスティー文庫)
3.5 3.5 (レビュー3件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 798 円

引退した俳優が主催するパーティで、老牧師が不可解な死を遂げた。数カ月後、あるパーティの席上、俳優の友人の医師が同じ状況下で死亡した。俳優、美貌の娘、演劇パトロンの男らが事件に挑み、名探偵ポアロが彼らを真相へと導く。ポアロが心憎いまでの「助演ぶり」をみせる、三幕仕立ての推理劇場。新訳で登場。

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    「三幕の殺人」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 評価なし

      クリスティらしい犯人だなと思ったが
      クリスティ通からすれば
      この人物も
      犯人の想定内だというかもしれないが
      私は
      ホンマにびっくりした

      おまけに
      あの動機…
      ごめん、こんなことで殺人て
      なんなん、と思ってしまったわ、
      まあ時代やなあ



      >> 続きを読む

      2017/07/01 by

      三幕の殺人」のレビュー

    • 表紙がオシャレですよね。

      2017/07/01 by rock-man

    • rock-man様  女性受けします、私も女性です~

      2017/07/02 by 紫指導官

    • 評価: 3.0

      登場人物の特徴というか性格というか、それが何度も出てくるのはそういうわけだったのか!と読んでから気づきました。
      タイトルもそれらしいし、さすがアガサですね!
      今回はポアロが主体ではなく、まさしく助演。それでもあの存在感はすごいですね(笑)

      2014/11/19 by

      三幕の殺人」のレビュー

    • ただひこさん
      アガサは有名なものはもちろん面白いですが、こういったあまり知られてないものも面白いのでオススメです! >> 続きを読む

      2014/12/03 by えま子

    • 空耳よさん
      ホントに一度よんで見てください(^○^)
      三幕の殺人ははじめてな人が多いのですね…!読んだらまた教えてください♪ >> 続きを読む

      2014/12/03 by えま子

    • 評価: 4.0

      演劇好きのクリスティが演劇風に仕立てたエルキュール・ポアロ・シリーズのミステリー。

      ポアロが殺されていたかも?!というくだりがとても印象的な作品です。
      オチはちょっと落語的なユーモアを感じさせます。

      今回のヒロインはハーマイオニー(エッグ)という快活で積極的な娘。
      自分の歳の倍以上年長の俳優に恋している女の子。
      ミステリーも興味深いのですが、この恋愛模様も見ものです。


      【ストーリー】
      中年の二枚目俳優、チャールズ・カートライトの海辺の邸宅「カラスの巣(Crow's Nest)」で開かれたホームパーティの席で、
      客として招かれたバビントン牧師が食前酒のドライマティーニを飲んだ直後に急死した。

      このパーティにはポアロも招かれていたのだが、彼にもこれが殺人だとは思えなかった。
      人の良い牧師に殺意を持つ者はなく、またカクテルもトレイの上から自らが手に取ったものだったからだ。

      次なる第2幕では、チャールズの旧友でそのパーティーの客だったバーソロミュー医師が、
      自宅のパーティーでポートワインを飲んだ直後に急死。
      死因はニコチンの毒による毒殺と判明。
      あまにりも似通った悲劇。この2つの死にはつながりがあるのか?

      事件の第3幕の幕が開く。


      殺人動機がこの物語の最重要ポイントとなっています。

      実は、米国で発売された「三幕の悲劇(Three Act Tragedy)」と
      この「三幕の殺人(Murder in Three Acts)」は同じ作品ながら、結末が違います。
      それは、殺人の動機が異なることによる「演出の差」なのです。
      こうなると、実際の芝居さながらですね。
      映画と原作の違い。みたいなものです。(両方とも原作ですが)

      このハヤカワ文庫=英版、創元推理文庫=米版を底本にしています。
      初版は米版Three Act Tragedyが先(1934年)、
      英版、Murder in Three Actsは1935年1月に刊行されました。

      どうしてこのような違いが生まれたのか?
      理由はおそらく英国と米国の法律の差があります。

      英国に当時あった(らしい)法律では、
      「精神病の配偶者を離婚することはできない」のでした。
      ですから、愛する女性と結婚したければ、それを隠して重婚するということになります。
      さもなければ、配偶者に死んでもらわなければなりません。
      エミリー・ブロンテの「ジェーン・エア」がそういう問題を取り上げた作品でしたよね。

      英国の事情がアメリカには通じないと考えたのでしょう。


      早川文庫版では、冒頭に演劇のパンフレットよろしく、スタッフ紹介が書かれています。

      〈演 出〉 チャールズ・カートライト
      〈演出助手〉サタースウェイト
            ハーミオン・リットン・ゴア
      〈衣 装〉 アンブロジン商会
      〈照 明〉 エルキュール・ポアロ
       照明係…証明係って変換された。それ正解ですよね(^◇^)

      短篇集「謎のクイン氏」で立役者を務めていたサタースウェイト氏が本作でポアロと共演していることも一つの見所です。
      できることなら、「謎のクイン氏」を先にお読みすることをおすすめします。
      ストーリーには差し障りないのですが、彼の性格を知っているとよりキャラクターが生き生きとしてきて楽しさが倍増するからです。
      今回再読して私もそれを実感しました。

      サタースウェイト氏自身、人間観察に鋭い鑑識眼を持っていると自負していて、
      ポアロの洞察力に張り合おうとしているのが見ていて滑稽です。
      一方ポアロは彼を相手に身の上話をするなど、打ち解けた態度を示します。
      この時話題になった「事件」とはデビュー作「スタイルズ荘の怪事件」のことを指します。
      なので、これも合わせて読んでいただくと嬉しいです。(^^♪
      (サタースウェイトはこの後、短篇でもポアロと顔を合わせますよ。ちょっと似たもの同士な二人)


      【おまけ】
      この長野訳は2003年にクリスティー文庫として出版された新訳です。
      以前は田村隆一氏が翻訳していました。今回は再読。
      印象としては全体はあまり大きく変わった部分は感じませんでしたが、
      ファッションに関する記述がさすが女性。素晴らしいです!

      ニュアンスも間違いなく訳されていると思いますし、この翻訳はお薦めだと思いました。

      すばらしい訳をちょっとだけご紹介。ミセス・ディカズの辣腕トークです。

      「で、こちらはいかがかしら?この肩の結び目は遊び心があるでしょう?
      それにウエストラインは“突き抜けた感じ”、あなたにお仕立てするなら、オレンジ色にはしないで――新色にしなくては――エスパニョールという色ですけれどね――とても魅力的なのよ――
      からし色に、少し赤唐辛子色がまざったような色、それともワインレッドなんていかが?少しばかり強烈すぎるかしら?
      まさに“突き抜けた感じ”で遊びすぎ、でもね、近頃の服は堅苦しくてはだめなのよ」

      すごいです。原文を補完しつつ無理なく饒舌な話し言葉に変換しています。
      なかなかこのように訳せる方は少ないのでは?
      >> 続きを読む

      2013/06/27 by

      三幕の殺人」のレビュー

    • kuruminさん
      〉まさにアガサ・クリスティらしい作品だと思いました。
      そうなんですよね。ただのミステリーじゃないんですよ。
      いろいろなアイディアを試しているし、仕掛けもあるし、
      ポアロの事件に対する関わり方もその都度微妙に変えてきます。
      今回は『照明係』ですから。
      ぜひ、読んでみて下さい。
      (でも、どっちを読まれます?)
      >> 続きを読む

      2013/06/27 by 月うさぎ

    • とうにゅうさん
      殺人動機が違うことで、まず犯人の立場、性格設定が違います。
      登場人物たちの関係性や強調される部分も微妙に違ってきます。
      ミスリードのポイントも違うし、本当に1作品半楽しめる感じでした。

      2冊同時に並べて同時進行で読むとさらに多くの違いが発見できそう。
      さらに原文も並べて4冊同時に読むともっといいでしょうね。
      でもそこまでやったら完全にオタクですね。(^_^;)
      >> 続きを読む

      2013/06/27 by 月うさぎ


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