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骨と沈黙

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,050 円
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    「骨と沈黙」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0


      レジナルド・ヒルの英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作「骨と沈黙」は、謎、サスペンス、ユーモアが見事にブレンドされた傑作だと思う。

      酔って、深夜帰宅したダルジール警視は、バケツに嘔吐していた。
      吐き気が収まった時、裏の家の寝室に灯りがともった。

      そして、そのすぐ後、カーテンが開き、魅力的な裸身の女性の姿が見えた。
      すると、その直後、今度は男が何かを持って現われ、更にもう一人の男の姿と銃声-------。

      死んだのは建築業者スウェインの妻ゲイルだった。ゲイルは、若い男と不倫の仲で悩んでいた。
      この夜、ゲイルが自殺しようとしているのを見つけ、スウェインが止めようとしたところ、銃が暴発したというのだった-------。

      謎解きの面白さでいつも私を魅了してくれるレジナルド・ヒルですが、この「骨と沈黙」は、それ以外に、"人間の生と死"をテーマにしているところが、実に味わい深いんですね。

      香気高い文章はもちろん、主人公のダルジール警視の強引な捜査、型破りのキャラクターが痛快で、そんな人物の造形やプロットが非常に巧みで、小説世界の豊かさと推理の魅力を渾然一体と一致させた作品になっていると思う。

      いわゆる本格ミステリ黄金時代の名探偵たちが、十人束になってかかっても、ダルジール警視ひとりにはかなわないほど魅力的なキャラクターなんですね。

      この「骨と沈黙」は、ある意味、イギリス本格ミステリのひとつの頂点を極めた作品だと思う。

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      2019/05/13 by

      骨と沈黙」のレビュー


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