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わたしのグランパ

3.0 3.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,000 円

中学生の珠子の前に、ある日、突然現れたグランパ(祖父)はなんと刑務所帰りだった。だが、侠気あふれるグランパは、町の人からは慕われ、珠子や家族をめぐる問題を次々と解決していく。そしてグランパの秘密を知った珠子に大事件が襲いかかる。「時をかける少女」以来、待望のジュブナイル。読売文学賞受賞作。

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    「わたしのグランパ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      カッコいい事は大切である。
      いや、大切な事はカッコ良くある事である。

      男たるものどんな時もカッコ良くなければならないのである。

      そのカッコいいという事はファッションなどではなく、生き方そのものである。
      それはいいとか悪いとかに価値はなく、正しい正しくないにも価値がないのである。
      自分が自分の心を信じているか、自分に恥ずかしくないか後ろめたくないかという事が基準なのである。

      その瞬間の丸裸の自分をさらけ出せるかという事なのである。

      はぁ・・・。

      ワシもカッコいいグランパになりたいものである・・・。


      それにしても囹圄・・・・。
      日本語とはとてつもなく奥の深い言語である。
      この様な日本語は知りもしないし、知る機会さえなかったのである。

      拙者が知らぬままに消え失せてしまう日本語はいったいどのくらいあるのだろうか?

      今更ながらではあるが、自分の身の回りにあるわずかの日本語さえ丁寧に使えず、わずかの中のわずかの日本語だけを並べ替えたり混ぜ合わせたりしながらしか使っていない横着さに気づいたのである。

      はぁ・・・。
      それにしても、カッコ良くなりたいもんである・・・。
      >> 続きを読む

      2012/11/21 by

      わたしのグランパ」のレビュー

    • sayakaさん。コメントありがとうございます。

      いやぁ・・・。
      照れるじゃないか・・・・・(笑) >> 続きを読む

      2012/11/22 by <しおつ>

    • makotoさん。コメントありがとうございます。

      まぁ、男としての切り口はいっぱいあった方がいいと思う。

      では拙者も当分の間、カワイイおじさん路線でいってみよう(笑)
      迷惑かも知れぬが(笑)
      >> 続きを読む

      2012/11/22 by <しおつ>

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      著者: 筒井康隆

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      • 評価: 4.0

        …任侠もの?
        冒頭から「囹圄(れいご)の人」なんて言葉が(ふりがななしで)出てくる。
        ああ、これはやっぱり筒井だった。

        1993年に断筆し、1997年の断筆解除後に書かれたものを読むのはこれが初めてだ。

        毒舌・毒笑の舌鋒するどい筒井が、この歳になってまだ、YA(ジュブナイル)を書くんだ?!
        その興味で読んだのが「わたしのグランパ」だった。

        筒井を初めて読んだ「時をかける少女」以来のYA(ジュブナイル)だというのに
        彼は本当に語り口の上手い作家だと思う。

        中学生の少女・珠子とその祖父「ゴダケン」こと五代謙三。

        筒井はここに「最高にかっこいい老人」を描きたかったんじゃないだろうか。
        男の美学としても、大人として子供の憧れになれるような年寄りの男としても。

        筒井にとっての格好良さ、それは、もちろん、エリートでも天才でも超イケメンでもない。
        謙三は、市井の人であり、正義漢である。
        喧嘩は強く、人に好かれ、オシャレで多才で、音楽はJAZZを嗜む、
        “ムショ帰りの男”だ。

        グランパ。格好いいですよ!女の私から見てもね。
        男の人ならもちろん、こういうハードボイルド爺さんに、憧れたりするんじゃないだろうか。


        「気になるのは、どんな死に方をするかじゃなく、
        死ぬまでに何ができるかってことだ。」

        「人間、本心から命がけになれるのは、自分が生きていた証拠を残せるようなこと、
        そりゃもう、たとえどんな些細なことでもいい、何かいいことをして残すことだ」

        おお、筒井さん、あんた、そんないい人になったんですね(;_;)

        生きた証拠かあ。
        私の生きた証拠って何だろう?
        ブラッドベリもそういうことを言っていましたっけ。
        作家って、そもそも、物を書く動機がそういうことだったりしますからね。


        いじめや校内暴力についても一家言あり。
        中学生の珠子もいじめのターゲットになっていた。
        その解決は、正論ではダメ。耐えるのでもダメ。

        グランパは行動の人だ。

        汚い手には汚い手に訴えてもいいじゃないか。

        最終的にはコミュニティが力となる。
        親同士、ジジババ同士のコミュニティは意外に抑止力になるもんだ。

        いじめられたら、本気で怒ってみろ。本気の怒りは怖いもんだぞ。

        そんな筒井のメッセージも透けて見える。


        対象読者は中学生?にしちゃ、この作品、いいのだろうか?
        こんなヤクザな話。
        それと結構卑猥なシーン描いちゃって。
        ディープな筒井ファンは「こんなもんじゃないだろう?」とご不満らしいけど。


        【余談】
        マイナーだが映画化もされているらしい。
        五代謙三:菅原文太
        作品を先に読むと、イメージ100%一緒ではないのですけれどね。
        (もうちょこっとハンサムというかあか抜けてるというか
        モダンなじいさんのイメージなのね)
        でも、これは、これですごくいいです。
        >> 続きを読む

        2012/10/17 by

        わたしのグランパ」のレビュー

      • tadahikoさん ゴダケンさん。カッコいいんですよ。
        こんな年寄りになりたい。と。思える気がします。
        これを読んだ若い子みんなが大人になることを嫌がらないといいなあ。

        そして、何かよいことをする。と言っていたグランパがやった良いこととは?
        家を出て行ってしまったグランマの本音とは?

        心に残る良い小説だと思います。
        >> 続きを読む

        2012/10/18 by 月うさぎ

      • tomomoさん

        どんな小さいことでも、自分が良いことをしたという証があればいいのだと
        グランパは言います。

        その言葉がどういう結果になったか。
        想像はつくと思いますが、ご自身で読んでみてください。
        短い小説ですし、文章もうまいので、気持ちよく読めると思います。

        フザケテル!って思う部分もあるけれど。筒井でこの程度なら、超真面目。
        >> 続きを読む

        2012/10/18 by 月うさぎ


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