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魔女は夜ささやく〈上〉

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: ロバート・R・マキャモン
定価: 2,880 円
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    「魔女は夜ささやく〈上〉」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      ロバート・R・マキャモンの「魔女は夜ささやく」(上・下巻)の舞台は、アメリカ南部の海沿いの湿地帯に出来た、新興の開拓地ファウント・ロイヤル。

      時代は17世紀末であるから、さらに南のフロリダはスペインの植民地であるし、町を囲んだ柵の向こうには、野獣や頭皮をはぐという先住民が住んでいる。

      そういう時代のそういう町を舞台に展開する物語だ。

      この町にやって来るのは、ウッドワード判事と、その若き書記マシュー。
      この本は、この20歳の青年の目を通して語られる。

      彼らがやって来たのは、"魔女裁判"を行なうためだ。
      開拓地の司祭が殺され、ついで農場を経営する男も死体として発見され、その農場経営者の妻が、魔女として逮捕されたのだ。

      ファウント・ロイヤルの創設者ビドウェルは、逃げ出す人々が多く、危機に瀕している町を救うために、早く裁判を終えて欲しいと願っているのだが、ウッドワード判事と書記マシューは、その圧力に抗して、次々に証人を呼び出していく。

      ゆったりと語られる堂々たる筆致に、まずは圧倒される。
      孤児院育ちのマシューは、ウッドワード判事に引き取られ、あらゆることを教えられた疑似親子関係にある。

      つまり、これは父と子の物語だ。そして、青年マシューの成長小説だ。
      さらに、マシューと魔女レイチェルのロマンス小説でもある。
      おまけに、巧緻なミステリでもあるから、贅沢な小説なのだ。

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      2020/09/02 by

      魔女は夜ささやく〈上〉」のレビュー


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