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ウォッチメイカー

2.0 2.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 2,200 円

ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を十個、買っていることが判明した―被害者候補はあと八人いる!だが、いつ、誰が、どこで?尋問の天才キャサリン・ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。一方、刑事アメリア・サックスは別の事件を抱えていた。会計士が自殺を擬装して殺された―事件にはニューヨーク市警の腐敗警官が噛んでいるようだった。捜査を続けるアメリアの身に危険が迫る。二つの事件はどう交差するのか?史上最強の敵、登場!時計じかけのごとく緻密な犯罪計画をひっさげてライムとアメリアを翻弄するウォッチメイカー。熾烈な頭脳戦に勝利するのはライムか殺人者か?ドンデン返しに次ぐドンデン返し。あまりに緻密な犯罪計画で読者を驚愕の淵に叩き込む現代最高のミステリー・シリーズ最新作。

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    「ウォッチメイカー」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 2.0

      映画にもなった「ボーンコレクター」のシリーズ。
      「ボーンコレクター」は原書でも読んだし、当時はこの作家の小説が世に出るとむさぼるようにして読んだものだ。

      読者を裏切ってくれる“どんでん返しプロット”がこの作家の身上であり、そこが映画化もされ、これほど次々と作品が世界中にベストセラーで通る最大の理由であろう。

      10年以上前はそのようにしてむさぼるように読んでいたが、子育てや毎日暮らしが忙しくなり、私自身は読書と長らく距離を置いてしまうことになった。

      今回図書館の貸し出しカードも新調し、また昔のように読書を楽しむ時間もできたことで、さあ、なにを読もうかしらん、と思ったとき思い出したのがこの作家「ジェフリー・ディーヴァー」という名前だった。

      検索してみると初期のころから変わらず今もこのシリーズはたて続けに刊行されていることを知った。

      そしてどれも相変わらず評価が高い。
      恐るべき、というべきか、相変わらずすばらしい、ジェフリー・ディーヴァーさん。

      とくに注目したのが、この「ウォッチメイカー」はこのシリーズのターニングポイントになるべきシリーズのなかでは重要な位置を締めることになる作品である、という講評だった。

      目立った諸表もすべて「おもしろい」「読み始めたら止まらない」など大絶賛である。

      そこで読んでみることにした。

      主要な人物2人以外はほとんど忘れてしまっているが、をを、読み始めるとたしかにおもしろい。

      文体も読みやすく、起こる事件も多少猟奇的だったりして、この手のプロットが嫌いじゃない人ならぜったい虜になるであろうストーリー展開だ。

      ただ、途中から、なんだろう、私にはその面白さがスピードダウンして感じられた。
      大絶賛されている講評も「本当にそんなにすごい?」と疑問視したくなるような感じ。

      これは例えていうなら、某テレビ局の日曜9時のドラマ帯「邪魔をしないでいただきたい! 私は5億を回収する!」にはじまるドラマが毎週新たな陰謀や相手を陥れようとするプロットの連続で、はじめはそれが面白かったけれど最近ではまったくの食傷気味でになってしまったのに近しい感じがする。

      たしかにこの作家の売りは「どんでん返しプロット」であり、それゆけそのスタイルは“ジェットコースター”と称されたりもする。

      でも、あまりの「どんでん返しに次ぐどんでん返しのどんでん返し」の連続で、うーん、ちょっとくどいかな。

      この本の評判は前述したように大絶賛なので、こんな印象を持つ私の感覚がおかしいのかな、と思ってネットで感想をググってみたところ、いや、同じような方たちがいらっしゃいました。

      「なんか、装飾過剰?」
      「こねくり回しすぎ」
      「ちょっと辟易」
      「さすがに疲れました。しばらくドンデン返し系は避けることにしよう」など。

      よかった~、私だけじゃなかったんだ~、とほっとした。

      全体のストーリーは最終的には本筋と無関係な話はまったくない。
      これ、なんの話?と思う話も、細かい描写まで微に入り細に入り計算しつくされているということが真相がわかると納得できる仕掛けになっている。

      でも、うーん、もうちょっとコンパクトにできないものか。
      冗長な感は否めない、との感想を私は最後まで払拭できなかった。

      ただ、ミステリ好きな人には間違いなく一度は読んでいただきたいと思える小説ではある。

      今回初登場した「尋問のスペシャリスト キャサリン・ダンス」の活躍シーンはなかなか読みごたえがあった。
      次はこのキャサリン・ダンスが主役話になっている小説を読んでみたいと思う。



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      2020/02/03 by

      ウォッチメイカー」のレビュー


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