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羊と鋼の森

4.0 4.0 (レビュー24件)
著者: 宮下 奈都
定価: 1,620 円
いいね! yupa rock-man

    「羊と鋼の森」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      ピアノを奏でるのではなく、響きを確かめるお仕事に就いた新人調律師物語。

      ページをめくりながら、調律師を生業にしている友人を思い浮かべ「こんな繊細で奥深い仕事をしていたんだ」と感心しながら読了。

      どんな音がその人にとってベストか? 明確な答が存在しない音の世界に飛び込み鍵盤、鋼、ハンマーの道のりを探ってゆく姿は、深い森の中に分入って行く登山ガイドようにも思えた。

      奏者がいかに「善い音」を出力できるかを真摯に探求する調律師たち。

      その姿に、どんなお仕事も、人の喜び、楽しみを引き出し手助けするために成立しているんだよな、といい歳しながら、社会科見学を終えた小学生みたいな実直な心持ちに浸る。

      毎日チューニングハンマーを丁寧に磨き、依頼を待つ主人公を思い出しながら、お湯を沸かし、湯を適度に冷まし、急須に茶葉を入れ、緑茶を飲んだ。

      小さなひと手間だが、慌ただしくペットボトルから注ぐ茶と異なる風味になんかほっこり(畑でお茶作る人々のことを想像)。

      今度酒でも交わす機会があれば、友人に「どうして調律師になろうと思ったの?」と聞いてみよう。
      >> 続きを読む

      2018/12/01 by

      羊と鋼の森」のレビュー

    • 調律師をされているご友人に、この小説の(映画でもいいのですが)の感想を聞いてみていただきたいです!とても興味があります。 >> 続きを読む

      2018/12/10 by たい♣

    • 評価: 3.0

      深い。
      調律、深い!
      ていうか、調律ってことじゃなく何でもそうかもしれません。
      手に職、技術職で生活している自分にはとても染み込んでくる。

      そうさ!
      職能に誇りをもちましょう!

      タイトルは「謎解き」みたいになってるのね(笑)

      悪者は出てこないし、ドラマチックな出来事、事件も起きない。
      生活の中の普段の仕事ってそんなもんだろうからウソくさくないですね。

      ホンワカした感じが心地よい本でした。

      >> 続きを読む

      2018/08/08 by

      羊と鋼の森」のレビュー

    • 評価: 3.0

      読み終わった感じは清清しい。ピアノの調律ってこんなに奥が深いものだったんだ。娘たちがピアノを習ってた時の調律師が外村さんだったらどんなことを思いながら調律してくれたかな。文中の調律師さんたちが個性的でそれぞれのドラマがあって面白かった。自分がやってることに無駄なことはないというメッセージに私も勇気をもらった。

      2018/06/24 by

      羊と鋼の森」のレビュー

    • 評価: 5.0

      なぜかすごく優しい文章。自分とは縁のない世界だけど、引き込まれた。映画化のキャストは主人公以外知らないが、秋野さんは始終、大泉洋さんで脳内再生された。すごくいい本でした。

      2018/05/24 by

      羊と鋼の森」のレビュー

    • 評価: 5.0

      こんなに読後感がほのぼのと暖かい気持ちになれる作品にはなかなか出会えない。人生で出会った作品の確実にベストファイブに入る素晴らしい作品でした。外村くんはもちろん、周りの皆さん全てが暖かい。色々な形で外村くんを助け、育てている。そして出会った姉妹との関係性。外村とともに大きく飛躍するであろう和音。全てがほのぼのとしていて、暖かいくて、心より応援できる人達。外村くんみたいな人がたどり着けるのかもといった秋野さんの一言にはぐっときた。
      本屋さん大賞、文句なし!

      2018/04/03 by

      羊と鋼の森」のレビュー

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