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熱帯

4.2 4.2 (レビュー4件)
著者: 森見 登美彦
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    「熱帯」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      どうにもこうにも不思議な話。

      私が今までに読んだことのない説明しにくい壮大な内容でした。
      『熱帯』という、誰もが偶然に手にし、そして読んでいる途中で消え失せてしまい、誰も最後まで読んだ人がいない、不思議な本。
      その幻の本を探していく、冒険のような話。

      自分が思い描いたのは、「合わせ鏡」です。
      どこまでも果てしなく続いて、終わりが見えない。

      第5章は、ガラッと雰囲気が変わってしまい、一体自分は今、何を読んで、どう進んでいるのかが分からなくなってしまいそうでした。
      そして、最後の「後記」を読み、ほんの少しだけ腑に落ちる、というか、何となくそういうことだったのね、と理解したつもりになった(あくまで、つもり、です)、本当に不思議な世界でした。
      >> 続きを読む

      2019/07/10 by

      熱帯」のレビュー

    • 評価: 5.0

      千一夜物語に影響を受けた森見登美彦が創り上げた世界に圧倒された。熱帯が堂々めぐりし、物語が物語を生む。作家というものは世界を作るものだが、こんなに印象深い世界は初めてだった。だが、これは万人受けするのだろうか?みなさんはどう思いますか?

      2019/05/28 by

      熱帯」のレビュー

    • 間違いなく、万人受けしません!笑
      けどモリミンの作る不思議ワールドにハマる人はハマる。

      本書にも書いてありましたが、無理に解釈しようとせず、本が読者に与えてるものを素直に受け取ることが大切なような気がします。
      なので本書を万人受けするようなものに書き換えたら途端につまらなくなるでしょう。きっと。
      >> 続きを読む

      2019/05/28 by 豚の確認

    • 評価: 5.0

      作家の森見登美彦は、昔読んだ「熱帯」という本を思い出していた。
      興味惹かれる内容だったが、その本は忽然と消えてしまい、最後まで読めなかった。
      ある日、その本と再会したが、持ち主の女性は言った。

      「この本を最後まで読んだ人間はいないんです。」



      凄まじい本を読んでしまった。
      正直、一回読んだだけでは全く意味が分からなかった。
      話が二転三転…いや、十転ぐらいして、今何を読まされているのか度々分からなくなった。

      読者は特に第四章と後記の展開に興奮を覚えると思う。
      さすがモリミン。変人の谷の住民だ。

      小説を読むという事、小説を書くという事、そしてそれを伝えていくという事について深く考えさせられた。

      特に響いたのは序盤の喫茶店店主の持論。
      読者が本というものを解釈して意味を与えている。でも本というものが読者に意味を与えているパターンも考えられる。その場合本が謎に見えるはず。その謎が解釈できると思ったら、その時点で読者の方が意味を与えることになってしまう。

      うーん。まぁ当たり前なのかもしれないが、本を読む時は自分の中であれこれ考えて、何かしらその本に結論をつけてしまう。
      レビューなんかまさに典型だろう。
      でも、もし本が読者に何かを与えているのだとしたら。

      考えていくと、有名な階段のだまし絵のように思考がループしていく。

      しかし、それが本好きが読書をやめられない理由なのだろう。

      内容もさることながら、本書は今まで読んできた本の中で特別な本となった。
      今後の人生で何回読み返す事になるだろうか。
      >> 続きを読む

      2019/02/10 by

      熱帯」のレビュー

    • 申し訳ありません。文字変換で間違えてしまいました(っ◜௰◝c)

      パラダイムシフトとは違いますが、森見さんは新しい世界観で魅せてくれる作家さんですね。 >> 続きを読む

      2019/02/11 by 月岩水

    • いえ、こちらこそ不躾に指摘してすみません。
      そうですね。解明しても面白そうですが、純粋にその世界観に浸るのも面白いかと思います。 >> 続きを読む

      2019/02/12 by 豚の確認

    • 評価: 3.0

      お得意のモリミン節の文芸ミステリ。

      極めて文系なミステリ、あこがれのロマンチック、おかしな大冒険 が時を越えて展開。
      世にも奇妙な展開を描いているうちに壮大になりすぎて、呆れるような怪作になったようです。
      事実と虚構と時の流れと、手に負えない展開になってますな(^_^;)

      本好き、物語が好きなピュアな感性に捧げる物語であります。

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      汝にかかわりなきことを語るなかれ――。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。
      この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?
      秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……。
      幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ!

      我ながら呆れるような怪作である――森見登美彦
      >> 続きを読む

      2019/01/07 by

      熱帯」のレビュー

    • この作品も叛流系統の怪作物語の様ですね。環境変化の勢いに訳分からなくなりそうですが、からくりアトラクションを愉しむつもりで読んでみたくなりました。 >> 続きを読む

      2019/01/07 by 月岩水

    • コメントありがとうございます。
      ちょっとイライラして読むことになるかも知れませんよー(;´Д`A ``` >> 続きを読む

      2019/01/07 by motti


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