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送り火

3.5 3.5 (レビュー2件)
著者: 高橋 弘希
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    「送り火」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      時代設定が昭和の頃かと紛う田舎の話。
      現代といっても「深キョンカワユス」みたいな?少し前ですか(^_^;)

      いわれなき暴力についてのハナシ...

      自然豊かで人々も大らかで(・∀・)イイネ!!とかいうことではなく、どんよりと澱んだ田舎の気持ち悪さが印象に残りました。
      これは自分が都会人で田舎と言ってるのではなく、自分は田舎の人間ですから。誤解なく。

      (~amazon)
      第159回芥川賞受賞作

      春休み、東京から山間の町に引っ越した中学3年生の少年・歩。
      新しい中学校は、クラスの人数も少なく、来年には統合されてしまうのだ。
      クラスの中心にいる晃は、花札を使って物事を決め、いつも負けてみんなのコーラを買ってくるのは稔の役割だ。転校を繰り返した歩は、この土地でも、場所に馴染み、学級に溶け込み、小さな集団に属することができた、と信じていた。
      夏休み、歩は家族でねぶた祭りを見に行った。晃からは、河へ火を流す地元の習わしにも誘われる。
      「河へ火を流す、急流の中を、集落の若衆が三艘の葦船を引いていく。葦船の帆柱には、火が灯されている」
      しかし、晃との約束の場所にいたのは、数人のクラスメートと、見知らぬ作業着の男だった。やがて始まる、上級生からの伝統といういじめの遊戯。

      歩にはもう、目の前の光景が暴力にも見えない。黄色い眩暈の中で、ただよく分からない人間たちが蠢き、よく分からない遊戯に熱狂し、辺りが血液で汚れていく。

      豊かな自然の中で、すくすくと成長していくはずだった
      少年たちは、暴力の果てに何を見たのか――
      >> 続きを読む

      2018/08/18 by

      送り火」のレビュー

    • 評価: 4.0

      最近の芥川賞ニュースで知った作品。
      読み終えて、今の夏休みにうってつけの作品だと思う。
      ページも120ページぐらいなので、都会から田舎に帰省中や、旅行にて田舎の旅館にこの本忍ばせて、読まれてもいいかな、と思いました。

      ただ、テーマは一つではないと思うので、ある意味、どの部分が読み手の力分配によっては、ちと息苦しいかも。とくに男性読者には。と思う。

      やっぱ一つにはいじめがテーマでもあるし。

      自分の過去のいじめられた経験なども並行してというかリンクして苦しくなるな~

      ど田舎な情景描写は自分も親戚の家に夏休み行った事思いだしノスタルジア。

      純文学にも久々に触れてよかったけども。。。

      内容はやはり怖いかな・・・

      美化していえば、和製スタンドバイミー。

      途中、昔読んだ、こわ~い小説、「くちぬい」思いだした。

      母親目線で描けばそうなりそう。。。。

      くちぬいのテーマは「村八分」だった気が・・・

      ネタバレにならないよう書いているつもりですが、最後の終わり方は自分には、この作品にとってあまり意味ある内容ではない気がしました。


      それよりもそれまでのいろんなテーマからのなんつーか、中学生から高校生などの読書感想にも使える本だとも思うし、学校などで皆で、この本の読書感想トークもいいと思う。答えは一つでもないしね。

      でもとても現実的な話だったと思う。

      けっして「これ作り物ジャン!」とは絶対に笑えない物語。
      >> 続きを読む

      2018/08/09 by

      送り火」のレビュー

    • >過去の自分にアドヴァイスして「強くなれ!」と中学生の自分を励まし
      わかります!その気持ちとっても。私もつまらないイジメに悩んだことあります。
      大人になって考えたら楽々乗り越えられはずのことでも、当時は大問題でした。
      大人になるって鈍くなることでもありますが、余裕ができたり強くなったりは確実にしていますよね。
      だからせめて後輩たちに伝えたいですね。大丈夫。って。
      >> 続きを読む

      2018/08/10 by 月うさぎ

    • >月うさぎさんへ。

      ホント月うさぎさんのおっしゃる通りですよね!世の中は広い!若い学生達の早まった行動(たまにニュースや新聞で知り)は悲しくなります。生きていれば楽しい事もいっぱいあるから・・・・ >> 続きを読む

      2018/08/10 by ジュディス


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