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不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 (文春新書)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 春日 武彦
定価: 713 円
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    「不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 (文春新書)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      最近久々にあった人たちが立て続けにパートナー選びに失敗しているのを見て手に取った本。本人達は不幸になりたいなんて思っていないのに、ああいう明らかに地雷と分かる人に惹かれるのってなんなんだろう…。

      この本には精神科医の春日さんが日常で出会った人々、病院で出会った患者さん、趣味で集めてる変わった事件の三面記事、はたまた小説や故事を題材に、首を傾げてしまうような行動、習慣を自然にこなす、「不自然な」人々の具体例を挙げて、それについて彼の思うところを語っています。
      とはいえ文調も軽くエッセイ寄りですし、なんだか気の合う先生と話してるみたいな気分になります。「なんかこういうのって哀しくなるよねー。あと自分の中にもそういう要素があるんだろなとか、結構思う。怖いー。」って言い合ってる感じ。
      例えば「面倒くさい」という感情が、自分を損ねている現状からの脱却を阻んでいるという状況、とか。

      後半にも出てきますが、彼自身、精神病の症例を書き連ねて「この人たちにも学ぶところがあるのでは」とポジティブに捉えようとする著作には批判的です。あくまで同じ目線から観察、思考した感じ。この本の中では分析というより、彼が個人的に受ける印象が書かれていますので、結論やパッキリした線引き、カテゴリーなどを求めている人にはおススメ出来ません。

      ちょっと名前負けしてるかも。直接会ったら面白そうな人だな、とは思いますけどね。ちなみに読むきっかけになった疑問への答えはでませんでしたが、この本を読んだ後「ま、やっぱそういうもんなんだろな」と思いました。
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      2017/01/15 by

      不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 (文春新書)」のレビュー


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