こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

少年時代

4.0 4.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 650 円

十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた―1964年、アメリカ南部の小さな町。そこで暮らす少年コーリーが、ある朝殺人事件を目撃したことから始まる冒険の数々。誰もが経験しながらも、大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作。日本冒険小説協会大賞受賞作。

いいね!

    「少年時代」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0


      スティーヴン・キングと並んでホラー小説の書き手として有名なロバート・R・マキャモンの少年の日を描いた自伝的長篇小説「少年時代」(上・下巻)を読了しました。

      著者が前書きで自分自身であると述べている主人公の少年コーリーと、彼を取り巻く両親、友だち、自然、そしてゼファーという架空の町を郷愁を込めて少年時代を書き上げていると思う。

      この作品世界を貫いているのは、少年の信じるリリカルな魔法の数々だ。
      この作品は、少年の間だけで信じられる魔法が織り成す少年時代の奇跡を描いているんですね。

      ある日の早朝、コーリー少年とその父親トムは、湖に車が飛び込むのを目撃する。
      助けに湖に飛び込んだ父親が見たものは、沈んでいく車の中の、手錠でハンドルに縛られ首を絞められて殺された男の姿だった。

      死体の悪夢に苦しむ父親が、次第に憔悴して弱っていくのを心配しながらもコーリーは、友人たちとのキャンプ、初恋、親友の死、洪水での出来事、そして、ザ・レディとの出会いを経験する。

      その後、静かだったゼファーの町にもスーパーマーケットが建ち、その影響でトムは牛乳店をクビになる。
      こうして、コーリーの家の生活は苦しくなっていったが、コーリーは父親のトムをいまだに苦しめている死体の手掛かりになる、緑色の羽を湖岸で見つけたのだった。

      犯人を捜す決意をしていたコーリーは、その羽と同じ色をしたオウムを見つけたのだが-------。

      少年時代を通過して、まさに大人になろうとする少年の一年を描いたこの作品は、全篇に少年の夢、言い替えれば、著者ロバート・R・マキャモンの少年自体の夢が一杯に詰まっていて、スティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」とは全く違う魅力を持っていると思うんですね。

      この物語に重要な意味を持つ、湖に沈んだ死体の犯人捜しの部分は、どこかぎこちなく、そのエピソードだけが全体に溶け込んでいない印象を与える結果になっているが、それも大きな欠点とはなり得ず、「少年時代」の出来を損なってはいないと思う。

      読み終えて感じるのは、色彩豊かなアメリカの四季を描いた、見事な傑作だということですね。

      >> 続きを読む

      2018/09/01 by

      少年時代」のレビュー

    • 評価: 4.0

      「BOOK」データベースより

      十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた―1964年、アメリカ南部の小さな町。そこで暮らす少年コーリーが、ある朝殺人事件を目撃したことから始まる冒険の数々。誰もが経験しながらも、大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作。日本冒険小説協会大賞受賞作。


      相当な久々に再読しました。これが出た当時はSキングのパクリだの、話を盛り過ぎなどの批判もちょいちょい聞こえてきていましたが、これ特にスタンドバイミーに似ている所も無いし、全然別物だと思います。 話盛り過ぎというのは有るかもしれませんが。
      レビューは下巻にて。
      >> 続きを読む

      2015/09/17 by

      少年時代」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ショウネンジダイ
    しょうねんじだい

    少年時代 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本