こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

にんげん住所録

3.0 3.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 映画
定価: 510 円
いいね!

    「にんげん住所録」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 3.0

      高峰秀子さんのご贔屓の松竹梅と、
      安野光雄さんと、沢木耕太郎さんと、松山善三さんの、三人を選ばれている。
      松山善三さんは、ご亭主で別にして、安野さんと、沢木さんは、
      私も、大好きなお二人で、思わぬところで、出くわして、嬉しくなる。

      安野光雄さんは、「旅の絵本」を見、津和野の美術館へも行ってきた。
      繊細な絵ではありますが、そこからは、温かくて、のどかな風景が窺える。

      沢木耕太郎さんは、私が一番好きな、エッセイスト。
      「深夜特急」は、私の青春そのものであり、香港への船のシーンは心に残る。
      鋭く、そして優しく人を見る目・・・。

      この二人が、松と竹なら、私にとって、梅は誰なのか。
      しばらく、時間を頂いて、じっくり、考えたいと思いますな。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      そして、この本で、もうひとつ、気になったのは
      たけしの母と秀子の母で、ご自分の母を、赤裸々に綴っている秀子さん。

      ただ欲のかたまりのように、一生を送り、金銭以外の何物も信用せず、
      周りのものは、秀子の母を「おにのようなおふくろだったなぁ」と言う。

      芸能人の中には、とかく複雑な家庭の事情を背負っている人間が多いとか、
      でも、その反骨精神が、芸能界という厳しい世界でも耐え得る強い意志を支えるのだろう。

      たけしの母は、たけしが売れだしたときから、二ヶ月か三ヶ月に一度の割で
      「小遣いくれ」と、請求し、たけしはその度に寂しい思いをしていた。

      92才になったオフクロを見舞った帰り、姉から渡された紙袋には、
      たけしさん名義の郵便貯金通帳が入っており、そこには、今まで送ったお金が
      一切、手をつけずに預けあり、その額は1000万近くになっていた。

      「芸人は、いつ仕事が無くなるか解らないと、いくつ何才になっても心配していた」
      鶴瓶さんの落語「オールウェイズ、お母ちゃんの笑顔」ではないが、
      最後に、1本とられた、完全にたけしさんの負けですな。

      この、心暖まる、母と子の関係を綴りながら、
      一方、秀子はさびしく、我が養母を述べている。

      私は、ではなく、秀子は、で、書かれているこの文章、
      他人を装って書かなければならなかったぐらい、
      遠い、過去の事・・・いまだ、わだかまりがあるのか・・。

      この「人間住所録」の一番の主人公は、やはり高峰秀子さん、ご本人である。
      >> 続きを読む

      2013/05/24 by

      にんげん住所録」のレビュー

    • >92才になったオフクロを見舞った帰り、姉から渡された紙袋には、
      たけしさん名義の郵便貯金通帳が入っており、そこには、今まで送ったお金が
      一切、手をつけずに預けあり、その額は1000万近くになっていた。

      きっとボクのためにも誰かが貯めてくれているはずです!!w
      >> 続きを読む

      2013/05/25 by makoto

    • Makotoさん、その心意気よろしいな。
      貯めてくれてるのは、お金だけではなく、
      いやりと愛とかであったりして・・・。 >> 続きを読む

      2013/05/25 by ごまめ


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    ニンゲンジュウショロク
    にんげんじゅうしょろく

    にんげん住所録 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本