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大君の通貨

幕末「円ドル」戦争
4.5 4.5 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 570 円

徳川幕府の崩壊は、薩長の武力のみにあらず、もう一つの大きな要因は通貨の流出にあった。ペリーの来航以来日本は、初めて世界経済の荒波に見舞われた。幕府の経済的な無知につけ込んで、一儲けを企む米外交官ハリス、駐日英国代表オールコックたちの姿を赤裸々に描く新田次郎文学賞受賞の傑作歴史経済小説。

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    「大君の通貨」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      いやぁ、面白かったです!経済小説って、面白いんですね!

      こういうタイプの小説はあまり読んだことがないのですが、歴史小説でもあり経済小説でもあり。フィクションですが、史実を素材にしていると盛り上がりますね。

      時代は幕末。
      日米修好通商条約(懐かしい単語!)を結んだハリスに続いて駐日大使として日本にやってきた英国人オールコックの視点で物語は進みます。
      そういえば歴史の授業でうっすらやったなぁ、いうのを思い出しながら読んでいました。ドルと小判の両替のからくりがメインの話です。

      案外英国が理性的に書かれていて、ほぉーと思いました。アヘン戦争の直後なので日本はびくびくだったわけですが、さすがの英国もアヘン戦争にはうしろめたさを抱いていたとか。だから日本には優しくしてくれたそうで、え、そうだったの、あんだけ植民地政策で儲けておいて!?という感じでした。まぁ、あくまでフィクションですし、著者の目を通した歴史観なのですが、史料もあるわけで、そういう見方もできるんだな、というのが意外だったのです。英国は基本的に情に流されない印象ですが、さすがに世論には配慮するのか…

      学生時代、世界史と日本史を別軸で学んだうえに、幕末以降くらいは時間が足りなくていつも駆け足だったので、あのころの世界史と日本史の時間軸がうまく一致しなくて困るのですが、すこしずつつながってきました。19世紀から20世紀あたり、もう少しいろいろ読んで、スムーズにつなげたいです。
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      2016/04/29 by

      大君の通貨」のレビュー


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