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不肖・宮嶋&忍者・大倉 一撮入魂! (文春文庫PLUS)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 大倉 乾吾宮嶋 茂樹
定価: 566 円
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    「不肖・宮嶋&忍者・大倉 一撮入魂! (文春文庫PLUS)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      オウム真理教の元教祖・麻原彰晃の、小菅港所内での姿を捉えた写真
      は衝撃的だった。

      頭巾をかぶせられ、車椅子で移動している場面を掲載したのは「週刊
      文春」。撮影したのは著作も多いカメラマン・宮嶋茂樹。

      この小菅拘置所での麻原彰晃の写真のほか、写真週刊誌などに掲載
      された数々のスクープ写真撮影の裏話を、相棒にしてライバルでも
      あるカメラマン・大倉乾吾との会話形式で綴っているのが本書だ。

      「その一瞬」を抑える為の膨大な待ち時間、いかに他のカメラマンと
      違うショットを撮るかのアイデア。まぁ、無茶苦茶である。

      東海村のJCO臨界事故の時に、誰が「高所作業車から撮影じゃ」なん
      て考え付くだろうか。高所作業車のレンタル料金もばかにならないだ
      ろうに。

      今では「フライデー」が雑誌にその名を留めているくらいだが、写真
      週刊誌全盛時代は各社の競争が激しかったのだろうな。御巣鷹山での
      日航機墜落事故の時は、各誌がかなりえぐい写真を掲載していたこと
      を覚えている。

      本書で一番印象に残ったのは池田小学校児童殺傷事件の犯人・宅間守
      の父親の話。情報が欲しくてちやほやするマスコミもどうかしている
      が、息子がとんでもない事件を起こしたのにその息子の写真やら日記
      やらをマスコミに売り飛ばしてってなんだよ。

      そりゃ、不肖・宮嶋が正義のフラッシュを浴びせてその姿を写真に
      納めようとするわ。

      「財界のフィクサー」と呼ばれた許永中の護送中の写真を狙った
      追跡行、広島刑務所から出所したオウム真理元幹部の上祐史浩を
      広島から東京まで追っていく話は興味深かった。

      おふたりとも、物凄い機動力だ。そうでなければ週刊誌のカメラマン
      は務まらないのだろうが。

      つくづく思うわ。カメラマンって相当に頭と体を酷使する仕事なんだと。


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      2018/05/17 by

      不肖・宮嶋&忍者・大倉 一撮入魂! (文春文庫PLUS)」のレビュー


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