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ヒトのオスは飼わないの?

3.0 3.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 家畜、畜産動物各論
定価: 650 円

ネコ4+イヌ2+ヒト2=8頭この総数は流動的だが、いつもニギヤカな米原家の日常。ロシア語通訳の仕事先で恋に落ちたり、拾ったり。ヒトのオスにはチトきびしいが、ネコとイヌには惜しみなく愛情をふりそそぐ名エッセイストの波乱万丈、傑作ペット・エッセイ集。ネコ好きもイヌ好きも楽しめます。

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    • 評価: 評価なし

       米原万理さんは、「豪快」な人だというイメージがそのエッセイや著作から感じます。

       普通の人とは違う、国際的な生い立ち、ロシア語通訳の現場・・・その経験のダイナミックさに加え、それを歯に衣着せぬさばさばとした口調で言い切る「強い人」

       しかし、このエッセイでは、鬼の、いや、あの米原さん、やたら泣くのです。

       ヒトのオスではなくて、愛猫や愛犬に対してもうメロメロで、タクシーの運転手さんの愛猫話にもずるずると涙を流し、ふい、といなくなってしまった同居人・・・いや、同居猫、同居犬を探し求め涙を流す。

       これは動物と暮らした経験がないとわからない愛情であって、動物嫌いの人には信じられない
      ことかもしれません。

       しかし、米原さんは、無理(ムリ)と道理(ドリ)の2匹の美しい猫に、骨抜きにされてしまうのを「異星人の地球制服ではないか」とまで書いています。

       しかし、美猫の兄妹、無理と道理の生活に、新しい同居人が入ります。

       犬のゲン。原子力の国際会議の時に拾った犬だから名前はゲン。
      人懐こい、愛嬌のある、人間の男性には厳しいだろう米原さんは「情に厚く、情緒は安定」と鋭い見方をしています。

       ところがゲンがやってくると猫2匹は友好的態度を示すゲンに真っ青というよりヒステリー状態。

       さらに、ロシアで買ったブルー・ペルシャの猫、ターニャとソーニャが来ます。
      ここでもゲンは友好的ないい男なのだが、無理と道理が・・・・

       米原さんはやはり猫や犬は2匹以上で飼わないと動物同士としての共存ができないのではないかと書かれています。

       また、哺乳類というのは人も含めて子供の遊びは鬼ごっこと隠れんぼではないかと人間と動物の共存についての考察もするどく、ただの親バカエッセイにはなっていません。

       それでも、周りには無理や道理やゲンの話をつい熱心にしてしまい、言われたことは・・・

      「ヒトのオスは飼わないの?」

      それがタイトルの所以です。
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      2018/07/22 by

      ヒトのオスは飼わないの?」のレビュー


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