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イニシエーション・ラブ

3.4 3.4 (レビュー46件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 600 円

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて...。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

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    「イニシエーション・ラブ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0


      乾くるみの「イニシエーション・ラブ」は、合コンで知り合った若い男女の恋愛模様を描いた作品。

      レコードになぞらえた二部構成となっおり、side-A面には甘いラブソング、side-B面には別れを予感させる歌詞の曲名が、各章のタイトルに用いられている。

      1980年代の後半を舞台として、ぎこちないながらも堅実に愛を育んでいく二人の姿に、青春時代の自分の姿と照らし合わせて懐かしく思う人も少なくないだろう。

      本物のレコードならB面から聴いても差し支えないが、この作品を読む際は要注意だ。
      なぜなら、この作品はただの恋愛小説ではないからだ。

      「ぜひ、2度読まれることをお勧めします」と帯で謳われているように、綿密な計算の上に構築されている。

      乾くるみファンなら、タロットカードの6番「恋人」のカードが、さりげなく描かれていることから、この作品は「何か」が仕組まれているタロットシリーズだと勘づくだろう。

      しかし、たとえ途中で謎が解けたとしても、ミステリとしての面白みは損なわれないはずだ。

      浮かび上がる構図が持つ邪悪さは、読み手の心中を突き刺す衝撃を持っているからだ。

      >> 続きを読む

      2019/08/28 by

      イニシエーション・ラブ」のレビュー

    • いろいろな仕掛けが施されていますが、「乾くるみ」から想像する著者像とのギャップも仕掛けなのかも知れませんね。 >> 続きを読む

      2019/08/28 by ice

    • 評価: 4.0

      初見はミステリだとか何も知らずに見ていたので、単なるラブストーリーの話かと思っていた。
      ところが最後の2行を見ると状況が一変する。

      そして仕掛けが分かったうえで2度目を見ると、そこかしこに伏線が敷かれているという構成に驚いてしまう。

      たっくんとマユの関係が逆転するというこの構図。
      そして80年代の曲やドラマといったもので、実はああだったと分からせる仕組み。

      ラストに驚きがある代表的な作品なのも納得です。
      >> 続きを読む

      2019/05/08 by

      イニシエーション・ラブ」のレビュー

    • この小説、映画化されたんですよね。
      ストーリーを変えずに映画化はできないと思うのですが、どうしたんだろう?
      と、いつも謎に思っています。
      (といって、映画をみる予定はないんですけど)
      >> 続きを読む

      2019/05/09 by 月うさぎ

    • コメントありがとうございます。

      映画化された方はかなり分かり易い中身になっていました。
      ラストでなぜああなったかや、たっくんとの伏線などをすべてバラして終了という形ですね。

      ただ小説と違って謎を残すことがないので、後の話題になるということもなかったですね。
      >> 続きを読む

      2019/05/09 by オーウェン

    • 評価: 3.0

      映画は結局みてない(;´Д`)

      というわけで原作小説です。
      出版は2004年ですが今回手にとった本は映画公開にあわせた「新装版」
      凡庸な恋愛小説です。
      途中でたびたび「?」なエピソードが挿入されますがアッサリとスルー。
      その「?」がほぼリンクするネタになっているしそれ以外も!?

      80年代ならカセットテープですよねw
      目次の曲目も懐かしいヽ(*´∀`)ノ♪
      A面B面というカセットテープみたいな2部構成になっていてそれぞれがリンクすると鳥肌モンの緻密な時系列が...。
      あとで検証するには映画よりも「原作本」のほうがパラパラと前に戻って読み直したり出来て良いかもね。
      これは映画化はどうなってるんだろう...。DVD化したら観なくては!

      しかし女って、コワいね。

      (amazon解説)
      目次から仕掛けられた大胆な罠。全編にわたる絶妙な伏線。そして最後に明かされる真相――。
      80'sのほろ苦くてくすぐったい恋愛ドラマはそこですべてがくつがえり、2度目にはまったく違った物語が見えてくる。
      映画化記念、あらたに「11年目のあとがき」を付した特別限定版!
      >> 続きを読む

      2018/09/29 by

      イニシエーション・ラブ」のレビュー

    • 評価: 評価なし

      ミステリーとしてオススメされていたので、図書館で借りました。
      巻末の解説を読んでも分からず、ただただ登場人物が不愉快、性描写が気持ち悪い(さらっと上手く書く方もいますが、この方のは下品でした。そこまで描写する必要性あるのか、と)出てくる小道具も、世代ではないのでピンと来ず、あとでネットでネタバレを読んでも、二度読みたくなるとの、うたい文句でしたが、ミステリーとしても、青春ものとしても、中途半端な出来。
      何が面白いのか、さっぱり分からず、多分ブックオフで買っていても後悔するレベルでした。
      後味の悪いというよりは、歯切れが悪い、出来がよくない、読んでいた時間を返して欲しいレベルです、評価に値しません。 >> 続きを読む

      2018/06/06 by

      イニシエーション・ラブ」のレビュー

    • 評価: 3.0

      乾くるみさんの作品は初めて。
      ただのラブストーリーと思いきや!?ラストの大どんでん返し!!!とあったので、ドキドキしながら読んでみた。
      ミステリー系は大好きだけど、鈍感で謎解きが苦手な私。かなり注意して読んだのに、ラストまで大どんでん返しが解らなかった。
      目次がすべて曲名なのは解ったけど・・・それくらい鈍いです、私(笑)

      ・・・で、ネタバレで・・・なるほど!ねってな感じ。
      だから、A面、B面とあるのか納得。
      読み終わって、この本のからくりを知って、少しずつじわじわと怖くなってきた。
      作者のしたたかさにゾッとする。
      それに加えて、乾くるみさんって、男性だったのにも驚き!!!そういう意味でもしてやられた感じ。私にとって、インパクトの強い小説になった。
      >> 続きを読む

      2017/05/22 by

      イニシエーション・ラブ」のレビュー

    • 澄美空さん、コメントありがとうございます。
      私も、まさに同じ感想です。ラストまで、謎が解らなかったので、その分、楽しめました。私も読み終わってから、本のページをめくって何度も読み直しましたよ。
      さらっと読む人には、楽しめる本ですね。
      >> 続きを読む

      2017/05/26 by はなぴょん

    • こういう小説の場合は「驚愕のラスト」とか最後の一文とか煽らないでほしいです
      ミステリーだと思わせるのも失敗です。
      はなぴょんさんのおっしゃる通りだと思います。
      さらっと読んだらびっくりっていう方が良かったです。
      >> 続きを読む

      2017/05/26 by 月うさぎ

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        最後の2行で、こんな名前だったっけ??って思い、ネットでネタバレを調べてしまいました。。

        2015/05/30 by

        イニシエーション・ラブ」のレビュー

      • そこがミソだったんですね。私はそれもわかりませんでした、って自慢(ではないですが^^)
        >> 続きを読む

        2015/05/30 by 空耳よ


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