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死神の精度

4.0 4.0 (レビュー21件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 570 円

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

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    「死神の精度」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      もちろん「死神」がついているから,各短編の登場人物たちはほぼ、人生の「終わり」を迎えてしまう運命にある。
      けれど、不思議とさわやかな気持ちになれる短編集でした。
      会ってみたい...でも会いたくない奇妙な死神、千葉に惹かれます!

      2019/04/01 by

      死神の精度」のレビュー

    • 評価: 5.0

      再読。
      死神が題材の小説っていろいろ数多くあると思うけど、自分の中ではこの小説の中の「千葉」が一番しっくりくる。読んでて何度も、そうそうやっぱり死神はこうでなくっちゃ!って思いました。

      主人公の死神「千葉」がとにかく最高。
      ・仕事は真面目に行う
      ・仕事をするときはいつも雨
      ・ミュージックに目がない
      ・人間と会話が噛み合わない

      対象となった人間を1週間調査し、その人間の死について「可」or「見送り」をジャッジする。基本は章によって調査対象となる人間が異なる短編集なんだけど、リンクしているところも多々あって、伊坂先生の得意とする形。
      短編それぞれのテイストも趣向が凝らされてて、ミステリー風からロードムービーっぽいもの、恋愛を絡ませたり、情に訴えたりと、飽きないようにできてる。

      個人的には恋愛の話がすごいツボ。
      ネタバレになるからあんまり言えないけれど、ラストの余韻が堪らない。
      マジで泣きそうになったもんなぁ……こういうのに弱い。

      続編は「死神の浮力」
      千葉さんにまた会えるのが今からものすごく楽しみ。
      >> 続きを読む

      2018/07/12 by

      死神の精度」のレビュー

    • iceさん
      映画版、よかったですか? 知ってはいたんですけど、食わず嫌いで手をつけてこなかったんですよね〜
      じゃあ観てみようかなぁ。。

      澄美空さん
      同時並行でいろんな作品を読めるんですね。
      それができるのって羨ましいです。
      ぼくは一点集中型なので、それができないんですよね。。
      >> 続きを読む

      2018/07/14 by ねごと

    • そうなんですよー!
      自分、今同時並行で15冊くらい読んでます。
      自分の場合はその日、その時の体調や気分で読む作品変えるのでなかなか読了まで至らないんですよ💦
      なので逆に一点集中で読めるのが羨ましいなぁーと思います。

      最近もあまりにも同時並行で何冊も小説、マンガを読んでかつアニメやドラマも並行して併せて25作品くらい観てるので何がなんだかわからなくなってきていますwww
      >> 続きを読む

      2018/07/15 by 澄美空

    • 評価: 5.0

      伊坂氏は重力ピエロの後に大切な存在になってしまったがこの「死神の精度」もなかなか面白かった。派遣社員のような死神がいい味出してる。クールなくせに人間とのやり取りがずれてて笑いを誘う。シュールな死神の仕事と相反するユーモア。このバランスが好きでこれも私のお気に入り本棚スペースに・・・・(笑)

      2018/05/15 by

      死神の精度」のレビュー

    • 評価: 4.0

      軽く読める短編集。
      主人公が死神(!)ということもあり、伊坂作品の特徴である軽妙な会話がさらに面白く感じられる。本人(って、人じゃなく死神なんだけど)はいたって真面目に言っているのがなおさらおかしいw

      人間が死ぬのは、死神が1週間の調査結果のもと「可」と認定するかららしい。ただし、病死と自殺には死神は関与しないんだとか。そして、死神はたくさん存在していて、会社組織のように役割分担をして、どの人間が死ぬべきかを決定しているらしい。なんとなく、死神ってただ一人の存在じゃね?と思っていたが、たしかに世界中の人間の生死を決定するには一人じゃ無理だなぁw 組織人(いや、人じゃないけど)として働く死神って、どうよww

      主人公の死神(人間界で活動するときの仮名は「千葉」)は、死神界では「調査部」に属している。「情報部」の死神から、次は○○という人間について調査せよと指示されて、ターゲットに近づきやすい年格好に化け、人間界に赴くのである。「可」と判断したら組織に報告、すると調査開始から8日目に死が実行されるのだが、ターゲットがどんな状況で死を迎えるのかは千葉には知らされていない。なので、読者は千葉とともにターゲットがどんな死を迎えるのか?と思いながら1週間を過ごすのである。

      この死神たち、ターゲットとなる人間には興味を感じないが、人間の作るミュージックは大好物だ。調査の合間にCDショップを見つけては試聴機を占領してずっと聴き続けるし、CDショップがなければラジオから流れるミュージックを楽しんでいる。どんなミュージックでも好きなようだが、本書を読む限りはロックからポップス系をよく聴いているようだ。
      しかし、人間よりも長命らしい(というか、死神は死ぬのか?)ので、もっと前の時代に活動していたときは、やはり演歌を聴いていたのだろうか?とか余計なことを考えてしまった。

      本作は6つの短編からできているが、そのうちの3つはゆるくつながっている。最後まで読んだときに時間の流れに気づくのだが、気づいた瞬間に「おや?」と思う人が多いはず。あの時点でCDショップがある上にDVDプレーヤーまである時代。その後、少なくとも40年の月日が流れていると思われるのだが、DVDプレーヤーが世に出てからまだ40年も経っていない。ということは、これは2017年よりも未来が舞台・・・?
      ちょっと混乱したけど、まあ楽しめればよしとしよう。
      >> 続きを読む

      2017/12/05 by

      死神の精度」のレビュー

    • 評価: 3.0

      千葉さんは(人間界で言えば)かなり長いこと生きて(?)いろんな人間とも接していそうだけど、人間が使う喩えや行動について詳しく知ってはいない様で、時々頓珍漢なやり取りになるのが面白かったです。

      今後、長いこと熱心にCD試聴してる人を見かけたら「もしかしてお仕事中の死神かな?」と思ってしまいそうです(笑)

      2017/09/02 by

      死神の精度」のレビュー

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      • 評価: 4.0

        連作短編でサクサク読めるお話。
        死神である千葉が出会った6人の人生。

        死神と人間の死期というテーマだが、静かで穏やかで味わい深く、なんだか優しい。
        死神が人間くさいところもいい。
        「ミュージック!!」の一言がいいね。

        でもやっぱりちょっと哀しく切ない気分だ。
        >> 続きを読む

        2012/11/17 by

        死神の精度」のレビュー

      • 金城武ステキです☆

        あの太い眉毛がセクシーです。
        眉毛揃えちゃう男子よりも、オトコらしく感じちゃうわ☆ >> 続きを読む

        2012/11/18 by sayaka

      • 内容の想像が全くつきませんけど印象的なタイトルですね。
        流行作家の作品ってタイトルにもセンス有りますよねー >> 続きを読む

        2012/11/18 by makoto


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