謀殺―八丁堀吟味帳「鬼彦組」 (文春文庫)
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評価:
図書館本。鬼彦組シリーズ第二弾。
前作でなんとなく感じた固さがなくなって、スピード感のある展開でまさに江戸の警察小説だった。著者略歴に警察小説で人気のある作家さんだとあって、なるほどと腑に落ちた。
呉服商福田屋の手代が縊死に見せかけて殺された。さらに数日後、番頭と手代が辻斬りに遭う。事態を重く見た彦坂は鬼彦組を動員して捜査するが、隠密廻り同心曽我が牽制してくる。やがて下手人が明らかになるにつれ、奉行所内部の汚職疑惑が浮上する。
今作では、裏の世界の情報に通じた臨時廻り同心狭山源次郎が、聞き込みに粘りを >> 続きを読む2018/05/11 by Kira
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