闇の首魁―八丁堀吟味帳「鬼彦組」 (文春文庫)
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評価:
図書館本。鬼彦組シリーズ第三弾。
町人同士のいさかいと相対死に見せかけた二件の殺しを追う鬼彦組に、またしても与力牧原と同心奥村の妨害が加わる。やがて事件は浅川藩のお家騒動もからんでいることがわかってくる。さらに、北町奉行所内部にはびこる汚職とその背景にある闇の権力も浮かんでくる。
前二作でも出てきた御側衆大久保にどう切り込んでいくかがクライマックスになるかと思ったが、意外にあっさりとした幕引きだった。今作での注目は、子煩悩で通称「仏の旦那」の利根崎新八が吟味で見せる情けだった。
>> 続きを読む2018/05/12 by Kira
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