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ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫)

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 中野 京子
定価: 659 円
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    「ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      フランス革命でのターニングポイントであるヴァレンヌ事件に焦点を当てた一冊。

      中野京子さんの巧みな文章で、緊迫感溢れる逃亡事件が歴史物としてだけでなく楽しめる。

      フランス革命は、大変長い期間多くの事件で構成され、登場する人物も膨大なので、このようにひとつの事件に絞って掘り下げたほうが面白い。
      よくある、あれもこれも書きたいから結局史実のみの薄っぺらい記録にはなっていない。

      「ベルサイユのばら」を、普段マンガを読まないわたしが夢中になって読んだことを思い出す。
      あのマンガは史実にうまくマンガとしての面白みを絡めていて、よく描かれていた。
      歴史に興味を持たせたマンガだった。

      話がずれました。

      フランス革命では、悲劇の女王としてマリーアントワネットにばかり目が行きがちだが、この本では決断出来ない王としてルイ16世も多く描かれている。
      読書家で思慮深い人物の悪さが前面に出てしまい、いつでも何も決められず機を逃してしまう。
      革命自体は回避出来なくても、もう少し尊厳のある死を、自分も妻も迎える機会は何度もあっただろうに。

      ヴァレンヌ事件に登場する人物に関しては、その後のことも記載があることも良い。

      贅沢で軽薄、勉強嫌いな女性として描かれがちなマリーアントワネットが、フェルゼン伯爵の命を賭けた愛を得られた理由に興味を持った。
      別の本での描かれかたが気になってきた。
      >> 続きを読む

      2015/03/06 by

      ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫)」のレビュー

    • 中野先生の本はまだ読んだことがありませんが面白そうですね。
      私は一時期藤本ひとみ先生の中世ヨーロッパを描いた作品群にはまりまして、歴史上の人物を他の作家が違う見方で描いているのに出会うと、本当に面白く感じます。
      たしかにルイ16世って中心人物のはずなのに大抵存在感ないですよね。
      どんな人だったんだろう?
      >> 続きを読む

      2015/03/06 by ki-w40

    • ki-w40さん
      コメントありがとうございます。

      まるでフランス革命はマリーアントワネットのせいだけで起きたかのごとくの置き去りようですよね。
      マリーアントワネットは単なるスケープゴートで、政を司っていたのは国王なのに。
      フランス革命が無ければ、歴史に何も残せなかった王だとは思うのですが、哀れさも感じるルイ16世が嫌いではありません。
      >> 続きを読む

      2015/03/06 by jhm


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