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悲しみのイレーヌ (文春文庫)

3.9 3.9 (レビュー11件)
定価: 929 円
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2018年02月の課題図書
いいね! ybook rock-man

    「悲しみのイレーヌ (文春文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      初・ルメートル作品。『その女アレックス』は未読。

      フランスで残虐な手口による連続殺人事件が発生。
      カミーユ・ヴェルーベン警部を中心とするチームで事件を追ううちに、事件の共通点が1つ明らかになる。
      それは犯行が小説の殺人シーンをモチーフにして行われているということ。
      犯人は読書家でもあり、小説をこの上なく完璧に再現することに使命を感じている。
      そして遂に犯人がヴェルーベンのすぐ近くにまでその影を現すことになる……

      けっこう、いやかなり残虐なシーン多めの小説です。目を背けたくなるような、想像するだけで気分が悪くなりそうな。
      誰が犯人なのか、フーダニットに重きは置かれていなくて、実際犯人が誰か明らかになった時も「あぁ…」くらいの驚き。
      そこよりも物語の構成にサプライズがある。
      自分が信じてたものがグニャッと歪む感覚……頭の中を整理しないとついていけない。

      中盤以降は先が気になって一気読みでした。
      とくに終盤はページを捲る手が止まらず。喉が渇いて渇いて仕方がなかった。
      久々に電車を降り過ごしそうになって危なかった…
      結末は……ネタバレになるのであんまりどうこう感想も言えないっすね。
      心臓が痛い。

      結末の是非は置いておいて、読ませるパワーがある小説でした。
      さ、近いうちに『その女アレックス』を読もう。
      >> 続きを読む

      2018/12/11 by

      悲しみのイレーヌ (文春文庫)」のレビュー

    • >とくに終盤はページを捲る手が止まらず。喉が渇いて渇いて仕方がなかった。

      この一文グサッときました!こういうときあります!で、こういうときは決まって面白い作品の一番面白いところを読んでいるときに現れます。自分も何度こういう体験をしたか!お気持ちすごくわかります!!!乾いた喉にその後水をぐーっと流し込むときにそのとき読んだ面白い作品の面白いところや楽しかった思い出が走馬灯のように脳内に流れ込んで来るんですよね!それが、堪らなく愛しくて楽しくて・・・

      ・・・と、深夜テンションで熱くなってしまいました(笑)

      自分も実はKindleで「この女アレックス」持っていてずっと放置状態なのでこれを機に読んでみようかな~~~とも思いました(*^^*)
      >> 続きを読む

      2018/12/12 by 澄美空

    • 評価: 2.0

      2月の課題図書。
      ルメートル作家デビュー作で、
      カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ3部作の1作目。
      私も多分に漏れず、2作目「その女アレックス」からの読者です。
      しかしアレックスから2年半近くが経過していたため、カミーユの過去についてはだいぶ忘れていました。
      アレックスの行動はかなり印象深くて覚えているんですけどね。
      彼女は本当に魅力的で、カミーユがかすんでしまうくらいの存在感を放っていました。

      さて、本作ですが。
      読了後の感想としては、後味が悪すぎる、でした。
      アレックスを読んでいたのである程度は覚悟していたのですが、やはり描写が残酷すぎます。
      特に最後の殺人は読んでいてかなり辛かった。

      以下、ネタバレの可能性があり。









      極限状態で進んでいく後半の展開は、嫌な予感で胸がざわざわしていました。
      第一部の仕掛けにあっと驚かされましたが、それだけになってしまっているのが残念。
      第二部は読むのが辛いだけでした。
      犯人がわかってから読み返すといろんな発見がありそうなんですけどね。
      ちょっとパラパラ拾っただけでも、容姿や性格を含めた人物像の分析が詳細に書かれていたので。

      このシリーズ、残るは3部作目だけなのですが、手に取るか悩みます。
      >> 続きを読む

      2018/03/22 by

      悲しみのイレーヌ (文春文庫)」のレビュー

    • 美空さん
      たしかに、そんな曲名ありそうですね(*^▽^*)
      違和感まったくありません。笑

      アレックスも面白い作品なんですよー
      でも、やはり残酷描写が多くて。
      こちらも熟成されたら、ぜひまた挑戦してみてください。
      ダメージ受ける表現、めちゃ伝わってきますよ!
      ばっちりです!!!笑
      >> 続きを読む

      2018/03/25 by あすか

    • 豚の確認さん
      アレックスが話題になりましたからね~。
      やはり一作目から読みたかったです。
      カミーユの過去を忘れていた私が言うのもなんですが。笑

      >ピエール・ルメートルの本は印象に残ってしまうのがなんとなく悔しい気がします。
      そうそう!
      すごくインパクトありますよね。
      どちらも仕掛けに驚かされました。
      きっと3作目もそうなんだろうなぁと思うと、最後まで見届けたい気がします。。
      >> 続きを読む

      2018/03/25 by あすか

    • 評価: 4.0

      読み始めるのに勇気が必要だった。

      先に「その女、アレックス」を読んでいたので、またあんな残酷な描写が描かれていたらどうしようと、ビクビクしていた。
      そして、その反面、ユーモア溢れる登場人物たちや、予想できない怒涛の展開を読みたい衝動にも駆られる。

      いざ読んでみると、果たしてその通りになった。

      物語早々、おぞましい。

      仕事が手につかないほど気になる続き。

      そして読み終えた後の魂が抜ける感じ…。

      そうきたかー。王道と言えば王道なのかもしれないけど、よくできてるなー。

      アレックスを先に読んでしまったので、あの登場人物が出てくる度に胸が痛くなった。

      いい意味でも悪い意味でも、この人の作品は頭から離れなくなる。
      >> 続きを読む

      2018/02/23 by

      悲しみのイレーヌ (文春文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      ルメートルの作品は恥ずかしながら初めて読みましたが、結果としてはそれが良かったようで。その女アレックスは名前は知っておりましたが、読んでおらず、その方がこの作品は純粋に楽しめるようです。
      沢山死体が積み上がるなかなかグロテスクな内容ですが、とても引き込まれて、最後まで一気に読んでしまいました。なぜこの題名なのか、ずっと考えながら読んでましたが、あー、そういうことかと。
      間をおかず、ルメートルの作品を固め読みしてみます。

      2018/02/18 by

      悲しみのイレーヌ (文春文庫)」のレビュー

    • 私も感想を挙げてますが、非常に面白く読みやすい内容の本だと思います。

      2018/02/19 by rock-man

    • 評価: 4.0

      (少しネタバレあり)

      これは一気読み。先にアレックスを読んでいたので結末がわかっているのに思いもよらぬ仕掛けがあって衝撃を受けた。犯人の完全勝利。
      理不尽で不条理な扱いを受けたのはイレーヌだけれどカミーユがあれ程酷い精神的ダメージを受けた訳も充分理解出来た。
      それにしても警察内部のキャラクターやチームワークがいい。アレックスの感想の時は触れなかったけど、アルマン好きだなぁ。ルイの富豪刑事ぶりがいい対称になっている。
      でも情報のリークはマレヴァルだなぁと最初から予想出来たことと犯人の計画達成に終始してイレーヌの内面が描いてないのが残念 >> 続きを読む

      2017/11/15 by

      悲しみのイレーヌ (文春文庫)」のレビュー

    • 第三弾はまだ読んでいませんが、ナンチャラのカミーユ、やったと思いますが、うーむもう、何かのボケで、読者がツッコミ入れるのかと思ってしまいます。 >> 続きを読む

      2017/11/17 by 紫指導官

    • はい。カミーユはもう爆笑のタイトルでした。(笑)
      西城秀樹かっ?って(笑)

      2017/11/17 by ももっち

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