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ママがやった (文春文庫)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 井上 荒野
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    「ママがやった (文春文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      お母さん(79歳)から、「お父さん(72歳)を殺した」と連絡を受けた子どもたちが実家に集合し、みんなでお昼ご飯をパクパク食べながら、死体をどうするかについて相談するところから話ははじまる。この家族怖い。

      この小説は連作短編集で、家族みんなのエピソードがそれぞれの視点から語られるが、私は誰にも共感できなかった。どの物語にもほの暗い空気が漂い、家族だからといって理解し合えるわけでもないし、一緒に暮らしていても結局、人は孤独なのだと思った。ただ「お母さんがお父さんを殺した」という状況についての呑み込みの早さや、いやに落ち着いているやり取りに、やっぱりこの人たちは家族なんだなとも思うのだ。

      お母さんがお父さんを殺したのは、愛ゆえか、それとも憎しみからなのか。理由は語られず、読者の想像に任せられている。家族って何?愛って何?と、読み終わってもぜんぜんすっきりしない、底なし沼のような小説。
      >> 続きを読む

      2019/08/17 by

      ママがやった (文春文庫)」のレビュー


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