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大森林の逃走―サウンド・ハンター〈1〉 (ソノラマ文庫 37)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 和田 頴太
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    • 評価: 4.0


      今回読了した「大森林の逃走」は、サウンド・ハンターの少年が録音したのが殺人現場だったことから始まる、オレゴンの森を舞台にした逃亡サスペンス。

      主人声の矢島響は、17歳にしてすでにレコードも出したことのあるプロのサウンド・ハンター、つまり録音エンジニアだ。

      彼は、野鳥の声を録音すべく、叔父の暮らすオレゴンへ渡った。
      叔父たちとともに人里離れた森林で一夜を過ごした翌朝、セグロ・ミュビゲラという珍しい鳥の泣き声を捕まえることに成功した響。

      だが、その喜びも束の間、何者かの無粋な声が録音の邪魔をした。
      響が指向性マイクを向けると、聞こえてきたのは、銀行強盗が仲間割れを起こして一人を射殺する模様だった。

      その一部始終を納めたカセットを持って逃げ出した響を、残りの二人の銀行強盗が追って来る。
      響の行く手に広がるのは、地元の者も立ち入らないという"巨人の森"だった------。

      オレゴンの森を舞台に、実にテンポよく繰り広げられる逃走劇だ。
      駆け足の物語のようでいて、森林での銀行強盗との戦いやコヨーテの群れとの戦い、そしてカーチェイスから岩場での持久戦まで、まさに山場の連続なのだ。

      そうした物語にリアリティを与えているのが、作品中で示される固有名詞の数々なんですね。
      鳥、録音機材、衣類、小道具、地名。
      それらが、オレゴンの大自然やプロの録音エンジニア、アメリカ文化などを実にそれらしく見せているんですね。

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      2018/04/09 by

      大森林の逃走―サウンド・ハンター〈1〉 (ソノラマ文庫 37)」のレビュー


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