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私はガス室の「特殊任務」をしていた

著者: シュロモ ヴェネツィア
定価: 2,160 円
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      映画『サウルの息子』と同じく、強制収容所内の囚人によって組織された特殊任務部隊(ゾンダーコマンド)を扱っており、こちらは主に特殊任務部隊の生存者であるシュロモ・ヴェネツィア氏へのインタビューにより構成されています。

      インタビューではヴェネツィア氏の生い立ちから終戦による解放までの氏の半生が語られます。
      自身にとって都合の悪い出来事も避けずに語るヴェネツィア氏の証言は、極限状態での人間がどのようなものか多くを伝えてくれます。

      なかでも重点的に述べられるのはやはり焼却棟、ガス室で強制された労働に関するものです。人間の尊厳をこれ以上ないほどに踏みにじる、強制収容所での悲惨な凶行の数々が語られます。
      ガス室で繰り返される10分間の阿鼻叫喚、処刑された遺体の様子、労働を放棄してしまった部隊員がSSに撃たれても倒れずにいた光景、ガス室から生存した赤ん坊、脱走して捕らえられ見せしめにされた仲間、解剖実験後にひきずられる内臓、衝撃的な情景が氏の口から克明に描写されています。

      本書内には同じくゾンダーコマンドの生き残りであるダヴィッド・オレールの手による、収容所における数々の残虐なシーンを描いた絵画が随所に配されています。
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      2020/07/22 by

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