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ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

3.5 3.5 (レビュー3件)
著者: ユヴァル・ノア・ハラリ
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    「ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      ホモ・サピエンスとは何者なのかというテーマを歴史からひも解いてき「ホモ・サピエンス全史」から、未来に考察を向けていく続編。
      前作に引き続きヒトにまつわる知と歴史の宝庫で非常に興味深い。下巻が楽しみ。
      以下、備忘録。
      ・飢饉と疫病と戦争、生物学的貧困線を下回る事は人類にとってお馴染みの事象だった、今は肥満で死ぬ人の方が飢饉で死ぬ人より多い?西洋人がアメリカ大陸やインドにもたらした天然痘、インフルエンザ、麻疹、結核、梅毒、等。テイクソバクチンの発見、ジャングルの法則の収束。
      ・物質から知識へ、戦争は物質を主軸にした世界に限定されつつある、新たな平和、サイバー戦争、ロジックボムのセットが進んでいる、テロリストよりも糖尿病の方が圧倒的に被害が大きい。
      ・次に目指すのは神へのアップグレード、死への挑戦、Googleが投資するキャリコ(不死がビジョン)、2050年〜2200年までに不死は実現される?20世紀に人類は寿命を倍に伸ばした、科学は葬式の度に進化する。
      ・更にその次は幸福への挑戦、収入が2倍〜5倍に増えたアメリカ・日本の1950年代から90年代での幸福度はほとんど変化がない、人を幸せに出来るのは体内物質のみ、生化学作用によるものでしかない、人の心も作り直す?神聖を獲得。ブレーキを踏める人はどこにもいない、ブレーキを踏まれたら経済が崩壊する、アップグレードは先ずは「治療」として進められる、
      ・歴史の知識のパラドックス、その事例としてのマルクス社会主義、実質的な役に立たない贅沢品の芝生、権力や富の象徴、ヒューマニズムという300年培ってきた信条、人は既に地球では他の動物の神になっている、生態系を劇的に変化させ支配している、生命を有機から無機の世界へ。
      ・イブとは蛇の意味、爬虫類脳と人は爬虫類から進化してきたという考え、家畜と言う生物、情動は生物学的アルゴリズム、情動的欲求の重要性、授乳する機械よりも柔らかいぬいぐるみの方に情動は動く、家畜のそれを無視する傾向、自然選択、宗教における他の動物の支配権的な考え方、狩猟と農耕における動物に対する考え方の違い、支配や資産という考え方。
      ・人間だけが不滅の魂を持つ?感覚と情動を動物は持つのか、共同主観という概念、共同主観的ネットワーク、意味のウェブ、三重の現実、書字と貨幣、虚構の信念を現実のシステムに押し付ける、1850年代は祖先の狩猟民族よりも栄養状態が良くなっていなかった?現実的に苦しむかどうかで虚構と現実を区分する事も必要。
      >> 続きを読む

      2019/06/19 by

      ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来」のレビュー

    • 評価: 2.0

      『ホモ・デウス』を読んで人類の未来に思いを馳せた。

      人類は、最悪の敵であり続けた飢餓・疫病・戦争を克服しつつある。この3つ問題を解決した先で、我々が目標とするものは何だろう?

      それは、不死・幸福・神聖の獲得である。人類は自らアップグレードし、ホモ・サピエンスをホモ・デウス(デウスは神の意)に変えるのだ。

      宗教や哲学の話がベースになっているけれども、きっちりコンピューターサイエンスの分野も網羅して筆者は未来を想像している。身も蓋も無いけれども面白いな、と思った部分は、「チューリングテストは、同性愛者のアラン・チューリングによる、異性愛者として世間の目を欺き通せるかというテストの焼き直しに過ぎない」という部分。

      チューリングが考えたことは、コンピュータは将来、1950年代の同性愛者(当時、イギリスでは違法だった)とちょうど同じになり、コンピュータが意識(心)を持っているかのように人間を欺けるかどうかという問題に直面するということである。

      コンピュータが現実に意識(心)があるかどうかは関係ない。肝心なのは、人々がそれについてどう思うか?である。

      コンピュータと同様、生物も遺伝子に支配された唯のアルゴリズムである、と解釈を進めたところで、次巻に続く。

      ちなみに、次巻のテーマは、「生物はただのアルゴリズムであると仮定すると、コンピュータによって人類は全てを把握される。生物工学と情報工学が発達した先の未来では、資本主義や民主主義や自由主義は崩壊するのである。」というものである。
      >> 続きを読む

      2019/03/16 by

      ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来」のレビュー

    • 評価: 3.0

      決して難解という訳では無いのだけど、読んでる途中集中出来ずに違うことを考えている事が多々あった。
      サピエンス全史は全編興味を持って読めたのだけど、未来についてはやや突込みが足らないような気がするな。

      2018/12/17 by

      ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来」のレビュー


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