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A (河出文庫)

3.0 3.0 (レビュー2件)
著者: 中村 文則
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    「A (河出文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 2.0

      『A』(中村文則) <河出文庫> 読了です。

      私の中では、中村文則は決して文章がうまくありません。
      それが逆に功を奏していて、文章に引っかかりながら読んでいるなかで、一つ一つの表現がうまく浮かび上がってくる、そういうところが、中村作品の魅力だと思っています。
      「嘔吐」がまさにそれで、「そうそう、こういう作品を読みたかったんだ」と思いながら読んでいました。

      しかし、それ以外の作品は……。
      まあ、「糸杉」は読めると思います。
      おもしろい、とは思えませんでしたが、こういう作品はあるでしょう。

      「三つの車両」から「三つのボール」は実験的な作品ですが、こういう作品は文章力、表現力がベースにあって、さらにその先の表現を求めて書くようなものではないでしょうか。
      中村文則にはちょっと早過ぎる(あるいは、方向が違う)と思われました。

      「蛇」「信者たち」「晩餐は続く」「二年前のこと」は正統な作品でしょうし、内容はおもしろいと思いますが、やっぱり構成というか表現というか、全体として物足りないように思います。

      「A」「B」も、中村文則が書かなければならない作品だったのか。

      私は『何もかも憂鬱な夜に』で初めて中村文則に出会いました。
      私の読書への態度を変えてくれたあの中村文則は、いったいどこへ行こうとしているのか。

      この後の作品も賛否両論あるようで、このまま読み進めるのが不安です。
      >> 続きを読む

      2018/10/13 by

      A (河出文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      芥川賞作家の真骨頂

      おもしろかった。
      文章がデタラメで夢の中の辻褄が合わない感覚と似てる。
      素敵である。
      ただ、そのデタラメさ、ココはもっと弄れてもいいのにと思う行もあった気がする。
      すると...わけが分かんなくなっちゃうか(;´Д`)
      楽しめました。

      (allcinema解説)
      「一度の過ちもせずに、君は人生を終えられると思う?」

      風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、
      決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ小説を書き上げた作家……

      ベストセラー『掏摸(スリ)』など世界中で翻訳。
      米紙ウォール・ストリート・ジャーナル年間ベスト10小説に続き、米文学賞、
      デイビッド・グティス賞も受賞。
      いま世界が注目する作家が放つ13の「生」の物語! !

      [収録作]
      「糸杉」
      「嘔吐」
      「三つの車両」
      「セールス・マン」
      「体操座り」
      「妖怪の村」
      「三つのボール」
      「蛇」
      「信者たち」
      「晩餐は続く」
      「A」
      「B」
      「二年前のこと」
      +著者あとがき
      >> 続きを読む

      2018/09/01 by

      A (河出文庫)」のレビュー


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