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世界文学全集

4.0 4.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 叢書、全集、選集
定価: 2,520 円

タブーを超えて惹かれ合う若き男女の悦楽の神話。瑞々しい大気、木に宿る生命、黄褐色の肌、足と足の交歓。インドの大地に身をゆだねた若き技師が、下宿先の少女と恋に落ちる。作者自身の体験をもとに綴られる官能の物語(『マイトレイ』)。ある日突然、妻の心変わりを察した劇作家志望の男。繕うすべもなく崩れていく夫婦の関係を夫の目から緻密に描き、人生の矛盾と人間の深い孤独を問いかけるイタリア文学の傑作(『軽蔑』)。愛の豊饒と愛の不毛。透徹した知性がつむぎだす赤裸々な男女の関係。

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    「世界文学全集」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

       この前は「恋」の話だったので、次は「愛」でも語ろうか。なーんてこんな気障な台詞、わたしには似合いませんね。わたしらしく、池澤夏樹さんの世界文学全集についてから。
       いささか機を逸する感じになりましたが、ようやく、ふだん行く二つの図書館でも全巻揃うようになりました。2、3年くらい前までの歯抜け状態から、煎餅が食べられるていどに落ちつき、先約の心配をしないで借りることができます。ただ、いつも『ハワーズ・エンド』はお留守番をしている。きっと日本人は全員読んだのだろう、気にしない気にしない。いくらわたしがフォースターびいきでも、この中から三冊選ぶとして、やっぱり『ハワーズ・エンド』は落ちる。ボフミル・フラバルの『わたしは英国王に給仕した』、ヴァージニア・ウルフの『灯台へ』、バルガス=リョサの『楽園への道』、もちろんすべては読んでいませんが、この三冊はだれが読んでもガッカリしないと思う。おすすめ。
       それはさておき、今日取り上げるのは、宗教学者で有名なミルチア・エリアーデの『マイトレイ』。エリアーデ自身がインドで経験した初恋の話を、これまでかとばかり初心に、そして神秘的な小説へと膨らませた。正真正銘の恋愛小説。ここでまた断らなくてはならない、わたしは恋愛には疎いのだ。映画『恋愛小説家』が好きなんだから仕様がない。
      「メルヴィン待って、メルヴィン待って」
      「黙れ、ガキ共」
      恋愛至上主義者にはこんな感じの叱責をしたいくらいだ。
       しかし、恋愛がない人生は寂しいですよ、多分。クリーム抜きのシュークリームですね。でもね~、スペックが高くないと恋愛は楽しめないでしょう(これ、使い方合ってます?)最近、若い人が「スペックが~」と会話していたから、パソコンの話かな? とそば耳を立てていたら、人間について話していたと分かり驚いた。機械文明の弊とどまるところを知らず。
       話が脇道に逸れました。エリアーデの『マイトレイ』、おもしろいですよ。しかし、初恋ってこんなに深刻なものかしら。うまく思い出せないんだよなあ、わたしのマイトレイ(あ、マイトレイってヒロインの名前ね)。なにしろ容姿を除いて、どういう女性が好きなのか未だに分かってないのだから(口うるさくない、頼りになる、この二つは大事かな~。「おまえは女か」って兄貴みたいなことは言わないで)。そんなわたしには刺激がつよすぎた。この本にはモラヴィアの『軽蔑』も入っています。
       
      >> 続きを読む

      2015/03/28 by

      世界文学全集」のレビュー

    • >でもね~、スペックが高くないと恋愛は楽しめないでしょう

      そうではなはずと信じたいところです(笑)

      レビューで書かれている著者さんの名前も本の名前も1つも知らず赤面です。。読んでみたい本、たくさんあるなぁ。。
      >> 続きを読む

      2015/03/28 by ただひこ

    • 評価: 5.0

      シナリオ・ライター=脚本家って、前々から縁の下の力持ちだなぁ。
      映画って、結局、監督のものだし、ハリウッドでは、プロデューサーの力って大よなって前々から思っていたのですが、
      この『軽蔑』に思わず、その恵まれない仕事をする男主人公の恨み辛みが、詳細に記されていた。

      <ストーリー>
      主人公は、妻がてっきり望んでると思い、自分の戯曲作家への夢を断念し、シナリオライターの仕事を引き受け、高級アパルトメントを購入する。
      が、その妻には、無理にプロデューサーと付き合わせたのが悪かったのか、ある日、ベットを別にしようと言い出し、セックスもおざなりになる。
      主人公は、金のための渋々の仕事、妻の突然の豹変と、惨めな気分に襲われる・・・。

      有名な作家では、『薔薇の名前』のエーコと並んで、超がつく一流の学者でもあるエリアーデの若き日の異国での実際の恋愛を題材とした「マイトレイ」と言い、お買い得です。

      文学(literature)http://literature.ki-blog.biz/より。
      >> 続きを読む

      2012/09/04 by

      世界文学全集」のレビュー

    • <ストーリー>の部分を読んだだけでも、かなり切ないです…
      togusaさん、こういう本も読まれるんですね☆ >> 続きを読む

      2012/09/04 by chao

    • iceさん、多分、タイトルの「軽蔑」は、妻が夫に対してだと思います。
      男って、辛いよねー^^;
      chaoさん、僕が今、本当に読みたいのは文学なのですが、
      なにせ小説は、読むのが大変、遅い。
      なので、レビューも中々^^;
      昔は、東野圭吾とかのミステリーを読んでたのですが、もう飽きました^^;
      >> 続きを読む

      2012/09/05 by togusa


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