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妖霧の舌

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 469 円
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    「妖霧の舌」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      再読。
      島田荘司、笠井潔と同世代のミステリ作家・竹本健治の牧場智久シリーズ。
      竹本健治はメタミステリ「匣の中の失楽」(超傑作)で華々しくデビューを飾り、ウロボロスシリーズの変化球ぶりでも読者の度肝を抜いた。
      その影で、囲碁棋士が探偵役の牧場智久シリーズを継続的に刊行している。
      御手洗潔や矢吹駆などの奇人変人名探偵と比較すると、かなり常識人の探偵役となっているが、そのせいもありミステリ初心者でも比較的とっつきやすい作品シリーズとなっている。
      本書はミステリの上級者ならレッド・ヘリングをわりと露骨に使用している印象を受けるだろうが、そこは竹本健治らしく上手に処理をしている。
      この作品でのオタクの扱いはわりと類型的でステレオタイプな見方をしているのは、賛否両論分かれるところであろう。
      桃井という牧場のライバルの部屋に、牧場たちがピッキングをして堂々と侵入したのは如何なものかと思った。
      本書で出てくるパソコン通信のハンドル名の「ブンブン丸」という名前に、バーチャファイタ2のウルフ使いを連想したのは僕だけではないはずだ。
      登場人物の一人がパソコン通信に関して「匿名性を確保しながら、自己主張も計ろうとする。それが現代のコミュニケーションの大きなトレンドなんですね」と言ったのは、竹本の先見の明を感じた(本書が初めて刊行されたのは1992年である)。
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      2020/02/29 by

      妖霧の舌」のレビュー


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