こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

マダム・エドワルダ

3.3 3.3 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 440 円
いいね!

    「マダム・エドワルダ」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 2.0

      「目玉の話」はひどい話で、この新訳の前に代表的な訳とされていた「眼球譚 太陽肛門/供儀/松毬の眼」(生田耕作=訳)というタイトルから連想されるよりももっとサディステックなエロティシズムに彩られた凄惨な作品である。

      訳者の中条昇平氏はバタイユの作品を中学生のときに読んで衝撃を受けたそうだが、こんなとんでもない作家の作品をそんな年少の時に読んではまずかろうと思う。だが、当時氏が通っていた学校ではみんなが深刻な衝撃を受けていたそうだから、日本の少年たちの文化的成熟度と吸収力は大したものだ。でも自分の知っている子どもたちが中学生でバタイユを読んでたら相当いやだなあ。

      作家はどんな作品を描いてもいいし、書かなければならない必然性もって書いているのだろうけれども、この作品に限っていえば、その必然性は私の理解の外だ。
      なぜ「恐るべき放蕩や性的遊戯、さらには狂気と自殺、サディスティックな瀆聖と殺人」(中条昇平)をあれだけ全身全霊を傾けて描かねばならないのか想像もつかない。そしてそれが意味があることだとも思えない。
      だからこの作品に続編の草案があって、結局それが書かれずに済んだことは世界にとって幸いなことだったと思う。
      >> 続きを読む

      2017/12/02 by

      マダム・エドワルダ」のレビュー

    • 評価: 5.0

      いずれも「エロチック」という言葉だけでは表せないような内容です。
      ただのエロチックでもないし、エロチックだけでもない、としか言いようがないです。

      「マダム・エドワルダ」は展開が早く、難解で、最初は全く追いつくことができませんでした。
      そこで二回目に読んだ時、何とも言えない高揚感に包まれました。
      ただのエロチックでもなく、エロチックだけでもない、というのがこの感情に現れているように思います。

      「目玉の話」はこれまで「眼球譚」というタイトルで知られていた物語です。
      なぜ「眼球譚」ではなく「目玉の話」になったかは解説に書かれています。
      まあ、好みの問題のような気もしますが……。
      ちなみに、「眼球譚」の生田耕作訳は、「初稿版」と「新版」それぞれを底本とする翻訳を何種類か出しているそうですが、「目玉の話」では「新版」を翻訳の底本としたとのことです。
      それだけ「初稿版」と「新版」とでは内容が異なるそうです。
      「初稿版」を読まれた方は「新版」もぜひ。

      「目玉の話」は内容の濃い、様々なシーンで作られた作品です。
      どのシーンも圧倒的な迫力で、ぐいぐい読まされます。
      >> 続きを読む

      2015/07/21 by

      マダム・エドワルダ」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    マダムエドワルダ
    まだむえどわるだ

    マダム・エドワルダ | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    病院経営 失敗の法則

    最近チェックした本