こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

舟を編む

4.0 4.0 (レビュー44件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円
いいね! Tsukiusagi makoto yam caramel yana

    「舟を編む」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      何だろう、この読後の満足感は。
      鼻から上質ないい空気が抜けていくような…?
      自分で何言ってるか分からないけど、いい本だった。

      数年ぶりの再読だが、一文字一文字引き寄せられるように読んだし、展開や表現に心が動いた。

      辞書を作る人なんて想像すらした事がないが、とても果てしなく、大変な所業なのだと思った。

      よく言われることだけど、言葉って生き物みたいだな。
      同じ言葉でも状況によって変わったり、一見同じようでも違っていたり、進化し続けたり…。

      そんな言葉の海を渡り、繋いでいくために舟を編み続ける真締達。
      辞書はあまり読む事が少ない人生を歩んできたが、無性に手に取りたくなった。

      登場人物は、なんとなく主人公、真締にとって都合のいい人達だらけ、というのが気になった。まぁそこが本質ではないから読みやすいと言えば読みやすかったが。
      特に好きなキャラは西岡。

      本気になれるものがなく、他人に嫉妬心を抱いてしまう彼だが、真締と関わることで自分を見つけていく過程が狂おしい程人間臭くて、胸がいっぱいになる。

      そして装丁。意味が分かってからはずっと眺めてられます。むしろ勝手に愛おしさも感じてしまいます。

      文庫本ではなぜか装丁が変わっているのが非常に残念だが。
      >> 続きを読む

      2018/11/01 by

      舟を編む」のレビュー

    • レビュー有難うございます!僕も本書読みました!辞書を作る人って必ずおり、果てしない仕事のはずですが、僕も存在を意識したことがなかったので、とても面白く読めました。彼らのような存在が、世に湧いては消えそうになる言葉に意味づけをして繋ぎ止めてくれるので、社会で共通するコミュニケーションができるんですな、と感慨深さもありました。その恩恵をしっかりと感じながら、綺麗な言葉を使っていきたいなーと。 >> 続きを読む

      2018/11/11 by Jay

    • Jayさん、むしろこちらがコメントありがとうございます!
      普段は言葉なんて全然意識してないので変な言葉を使ったり、そもそも思い付かない事が多いですが、コミュニケーションのツールとして非常に大切な物ですよね。

      もちろんストーリーも良かったですが、本書でその事を再認識できたのは僥倖でした。
      >> 続きを読む

      2018/11/11 by 豚の確認

    • 評価: 評価なし

      たいせつなお友達にプレゼントしていただき、
      本を読むきっかけになった一冊。

      2018/05/16 by

      舟を編む」のレビュー

    • 評価: 4.0

      アニメや映画にもなっているのでどんな話か知っている方も多いと思いますが、中型国語辞典の編纂にスポットをあてたお話です。女性ファッション誌の連載ということもあってライトで読みやすい語り口です。この本の魅力は専門的な仕事に対する知的好奇心が満たされるおもしろさや登場人物の生き様などはもちろんのこと、なんといっても日本語の奥深さを再認識できるところだと思います。

      舞台は大手総合出版社である玄武書房の辞書編集部。主人公の馬締は大学で言語学を学んでいて辞書編集の素養は十分、配属された時点でかなり完成度の高い人物です。強いて欠点をあげるなら対外交渉が苦手なことでしょうか。とはいえ変人だと言われつつもあっさりと綺麗な女性と結婚するなどやや恵まれすぎている印象でした。私はキャラクターとして一番良かったのは西岡かな、と思います。辞書を編纂していると「遊園地という言葉は知っているけれど実際の遊園地に行ったことはない」というような状況になりやすい中で、西岡は自由な発想や想像ができるのです。たとえば「西行」の項目に何を載せるかとなったときに、言葉を目や耳にした段階で能の演目だと分かる確率の高い「西行桜」でなく、富士見をする西行の絵が書かれたことから派生した意味である「不死身」の解説を載せるべきだという場面は西岡らしさが出ていたと思います。彼は馬締の仕事ぶりに圧倒される姿が多く書かれていましたが、きっと馬締も西岡のことを尊敬していたのではないでしょうか。

      辞書『大渡海』は15年もの歳月をかけて完成します。真っ白なパズルを形だけを頼りに埋めていくような、地道な努力を続けた人々の情熱が詰まった一冊は、その重さ以上の価値を感じずにはいられません。
      たとえば赤・黄・青を知っていれば3色に見える虹が、緑・紫を知ることで5色に見えて新たな美しさを発見することができるのが言葉のすごさだと思います。最近は辞書をひく機会が少なくなりましたが、言葉とともに世界を広げる楽しみを思い出すことができてよかったです。
      >> 続きを読む

      2017/12/10 by

      舟を編む」のレビュー

    • 評価: 5.0

      ・登場人物の一面に其々共感を覚える
      ・「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために」

      2017/05/16 by

      舟を編む」のレビュー

    • 評価: 4.0

      2012年に本屋大賞を受賞した直木賞作家の三浦しをんによる、汗と涙の国語辞書編集の物語です。
      映画やアニメにもなり大ヒットした小説ですが、これまで手に取る機会がなく、今回GWで一気に読んでみました。

      読み終えて、王道かつ奇をてらわず、安心して読めるストーリー、という印象を受けました。言うなれば、「人気アーティストのアルバム中のシングルカット」のような感じ。個人的には、三浦さんを大好きになるきっかけの「まほろ駅前多田便利軒」が、アウトローなワクワクさせてくれる作品だったので、そこまでの没入感はなかったのですが・・

      この本では、話の展開よりも、少し不器用で誠実な登場人物達の心の機微と触れ合い、そして成長を描き出すことに主眼が置かれているように思います。中でも一番胸に迫ったのは、辞書編集部で何でもソツなく要領よくこなしてきた西岡が、不器用だけれど言葉のセンスと情熱のズバ抜けた後輩の馬締と向き合い、葛藤するシーン。

      器用で社交的でも、自分の内に能力も仕事に没入するほどの情熱も見出せない西岡。かたや、極めて不器用でも、類まれなる言語センスと情熱、真摯さで、知らず知らずの内に人を巻き込んでいく馬締。

      辞書編集部からの異動も言い渡され、馬締と自分を比較して悶々と葛藤する西岡。。。それでも、最後に慧眼!
      「自分はどの部署へ行っても、自分の存在や痕跡が忘れ去られても良い。ただ良い辞書が出来ればそれで良い。自分にできることは、別の部署からでも、辞書作りにかけるメンバーをサポートすることだ。」と。

      あるある!世の中で働いている人なら皆、一度や二度はあるよねぇ。。そんなモヤモヤした経験・・・と、心で泣き。。。
      他人の圧倒的なセンスと好奇心を目の当たりにして、自分の能力や情熱の壁を感じた時。
      自分が世界の中心ではない、ということを突き付けられた時。
      それでも皆の目標のために、利己心を乗り越えて、自分の役割に徹することができるか。
      それができた人は、自分の中に、自分も知り得なかった、自分ならではの武器や強みを見つけることができると。
      私はそう信じたいです。

      仕事、恋愛、人間模様。
      三浦さんの小説は、様々な角度で違った光を放ちますね。
      なんだかんだ言っても、やっぱり素敵です。
      >> 続きを読む

      2017/05/04 by

      舟を編む」のレビュー

    • すみはむさんの読書再開のきっかけになったなんて嬉しいです!!!
      拙いレビューですが、書いてよかった~!笑
      本当に読書ログでは皆様からいろんなことを学ばせて頂いております・・・!

      ご出産おめでとうございます!
      子育てだけでなく、仕事も!?
      なかなか本を読む時間が取れなさそうですが、またすみはむさんのレビュー読めるのを待っていますね。
      こちらこそ、今後ともよろしくお願いします(^^♪
      >> 続きを読む

      2017/05/06 by あすか

    • >月うさぎさん
      林業!神去ですね。まだ積ん読で読めてないのでこちらも楽しみです!
      当に、題材の目の付け所が特有でユニークで、私も好きです^^

      >あすかさん
      ありがとうございます!
      今後もレビュー楽しみに拝見させていただきますね^^
      >> 続きを読む

      2017/05/07 by すみはむ

    もっとみる

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    フネオアム
    ふねおあむ

    舟を編む | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本