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舟を編む

4.0 4.0 (レビュー43件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円
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    「舟を編む」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 評価なし

      たいせつなお友達にプレゼントしていただき、
      本を読むきっかけになった一冊。

      2018/05/16 by

      舟を編む」のレビュー

    • 評価: 4.0

      アニメや映画にもなっているのでどんな話か知っている方も多いと思いますが、中型国語辞典の編纂にスポットをあてたお話です。女性ファッション誌の連載ということもあってライトで読みやすい語り口です。この本の魅力は専門的な仕事に対する知的好奇心が満たされるおもしろさや登場人物の生き様などはもちろんのこと、なんといっても日本語の奥深さを再認識できるところだと思います。

      舞台は大手総合出版社である玄武書房の辞書編集部。主人公の馬締は大学で言語学を学んでいて辞書編集の素養は十分、配属された時点でかなり完成度の高い人物です。強いて欠点をあげるなら対外交渉が苦手なことでしょうか。とはいえ変人だと言われつつもあっさりと綺麗な女性と結婚するなどやや恵まれすぎている印象でした。私はキャラクターとして一番良かったのは西岡かな、と思います。辞書を編纂していると「遊園地という言葉は知っているけれど実際の遊園地に行ったことはない」というような状況になりやすい中で、西岡は自由な発想や想像ができるのです。たとえば「西行」の項目に何を載せるかとなったときに、言葉を目や耳にした段階で能の演目だと分かる確率の高い「西行桜」でなく、富士見をする西行の絵が書かれたことから派生した意味である「不死身」の解説を載せるべきだという場面は西岡らしさが出ていたと思います。彼は馬締の仕事ぶりに圧倒される姿が多く書かれていましたが、きっと馬締も西岡のことを尊敬していたのではないでしょうか。

      辞書『大渡海』は15年もの歳月をかけて完成します。真っ白なパズルを形だけを頼りに埋めていくような、地道な努力を続けた人々の情熱が詰まった一冊は、その重さ以上の価値を感じずにはいられません。
      たとえば赤・黄・青を知っていれば3色に見える虹が、緑・紫を知ることで5色に見えて新たな美しさを発見することができるのが言葉のすごさだと思います。最近は辞書をひく機会が少なくなりましたが、言葉とともに世界を広げる楽しみを思い出すことができてよかったです。
      >> 続きを読む

      2017/12/10 by

      舟を編む」のレビュー

    • 評価: 5.0

      ・登場人物の一面に其々共感を覚える
      ・「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために」

      2017/05/16 by

      舟を編む」のレビュー

    • 評価: 4.0

      2012年に本屋大賞を受賞した直木賞作家の三浦しをんによる、汗と涙の国語辞書編集の物語です。
      映画やアニメにもなり大ヒットした小説ですが、これまで手に取る機会がなく、今回GWで一気に読んでみました。

      読み終えて、王道かつ奇をてらわず、安心して読めるストーリー、という印象を受けました。言うなれば、「人気アーティストのアルバム中のシングルカット」のような感じ。個人的には、三浦さんを大好きになるきっかけの「まほろ駅前多田便利軒」が、アウトローなワクワクさせてくれる作品だったので、そこまでの没入感はなかったのですが・・

      この本では、話の展開よりも、少し不器用で誠実な登場人物達の心の機微と触れ合い、そして成長を描き出すことに主眼が置かれているように思います。中でも一番胸に迫ったのは、辞書編集部で何でもソツなく要領よくこなしてきた西岡が、不器用だけれど言葉のセンスと情熱のズバ抜けた後輩の馬締と向き合い、葛藤するシーン。

      器用で社交的でも、自分の内に能力も仕事に没入するほどの情熱も見出せない西岡。かたや、極めて不器用でも、類まれなる言語センスと情熱、真摯さで、知らず知らずの内に人を巻き込んでいく馬締。

      辞書編集部からの異動も言い渡され、馬締と自分を比較して悶々と葛藤する西岡。。。それでも、最後に慧眼!
      「自分はどの部署へ行っても、自分の存在や痕跡が忘れ去られても良い。ただ良い辞書が出来ればそれで良い。自分にできることは、別の部署からでも、辞書作りにかけるメンバーをサポートすることだ。」と。

      あるある!世の中で働いている人なら皆、一度や二度はあるよねぇ。。そんなモヤモヤした経験・・・と、心で泣き。。。
      他人の圧倒的なセンスと好奇心を目の当たりにして、自分の能力や情熱の壁を感じた時。
      自分が世界の中心ではない、ということを突き付けられた時。
      それでも皆の目標のために、利己心を乗り越えて、自分の役割に徹することができるか。
      それができた人は、自分の中に、自分も知り得なかった、自分ならではの武器や強みを見つけることができると。
      私はそう信じたいです。

      仕事、恋愛、人間模様。
      三浦さんの小説は、様々な角度で違った光を放ちますね。
      なんだかんだ言っても、やっぱり素敵です。
      >> 続きを読む

      2017/05/04 by

      舟を編む」のレビュー

    • すみはむさんの読書再開のきっかけになったなんて嬉しいです!!!
      拙いレビューですが、書いてよかった~!笑
      本当に読書ログでは皆様からいろんなことを学ばせて頂いております・・・!

      ご出産おめでとうございます!
      子育てだけでなく、仕事も!?
      なかなか本を読む時間が取れなさそうですが、またすみはむさんのレビュー読めるのを待っていますね。
      こちらこそ、今後ともよろしくお願いします(^^♪
      >> 続きを読む

      2017/05/06 by あすか

    • >月うさぎさん
      林業!神去ですね。まだ積ん読で読めてないのでこちらも楽しみです!
      当に、題材の目の付け所が特有でユニークで、私も好きです^^

      >あすかさん
      ありがとうございます!
      今後もレビュー楽しみに拝見させていただきますね^^
      >> 続きを読む

      2017/05/07 by すみはむ

    • 評価: 3.0

      編集者や執筆者が、生き物である言葉の変化に対応し、たゆまず言葉を収集して、ひとつの辞書を大切に育てつづける。
      企画を立ててから十五年、紆余曲折を経て一冊の辞書が完成されます。


      文章がなかなか馴染まず、読み終わるのに時間を要してしまいました。
      残念ながら馬締と香具矢にも感情移入ができなくて。
      二人とも名前のインパクトがありすぎて、ちょっと引いたところからスタート。
      登場人物の中では西岡さんが好きです。
      作中で何度も「軽薄」と言われていましたが、仕事への情熱や機転の利く対外交渉に好感を持ちました。
      岸辺さんと宮本さんも爽やかで好き。
      学生の頃、当たり前のように使っていた辞書にスポットを当てるなんて。
      そしてこんなにも気の遠くなるような仕事だったなんて、といろいろ考えさせられました。


      広く深い、言葉の海から選定していく作業は果てしなくて、読んでいる方も気が遠くなりそうでした。
      「大渡海」が完成し、その装丁の描写に目頭がじんとなります。
      これは文庫本では味わえない感動ですね。
      携わった人たちの情熱がかたちになるってなんて素敵なのでしょう。
      特別な気持ちで辞書を開きたくなりました。
      >> 続きを読む

      2017/05/01 by

      舟を編む」のレビュー

    • 月うさぎさん
      私も初めて手に取ったとき、とても素敵な装丁にテンションが上がりました!「大渡海」が完成し、その装丁の描写に感動しますよね。15年かかった苦難も合せて。
      単行本で良かったと心から思いました~。
      「はてしない物語」を読んだときと同じような高揚感!

      >私はこの小説の「主人公」は人ではなく「大渡海」だと考えているので。
      ~~~!!!
      なるほど!!!その考えはありませんでした!
      そういえば、すべてまじめくん視点ではないですもんね。
      すべてがこの辞書を作るためのピースのようで、すごく納得です。
      月うさぎさんと読み方が似ているのはとっても嬉しい♪(*^▽^*)
      >> 続きを読む

      2017/05/03 by あすか

    • 美空さん
      教えてくれてありがとう~!
      「舟を編む」のアニメって、深夜にやっていたのですね。
      「バッテリー」もアニメ化されていたのですか!
      読んだ本が映像化されているというのは嬉しくなりますね(*^▽^*)

      岸部さん、たしかにオアシスのようにかわいかった♡
      西岡さんがいなくなってがっかりしていたところに彼女がやってきたのは良かったですね~。(この間年月かなり経っていますが・・・本を読む側としては問題なし!)
      >> 続きを読む

      2017/05/03 by あすか

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