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うつくしい人

3.0 3.0 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,365 円

他人の苛立ちに怯え、細心の注意を払いながら重ねていた日々を自らぶちこわしにした百合。会社を辞め、「ただの旅行」で訪れた島のリゾートホテルのバーにいたのは、冴えないがゆえに百合を安心させるバーテンダー坂崎と、暇を持て余す金髪のドイツ人、マティアスだった。美しい瀬戸内海の離島、そこしかないホテルで不思議に近づく三人の距離。地下には、宿泊客が置いていく様々な本が収められた図書室がある。本に挟まっていたという一枚の写真を探すため、ある夜、三人は図書室の本をかたっぱしから開き始める―。会社を逃げ出した女、丁寧な日本語を話す美しい外国人、冴えないバーテンダー。非日常な離島のリゾートホテルで出会った三人を動かす、圧倒的な日常の奇跡。

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    「うつくしい人」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      失った日々を無為に過ごす百合が勢いで予約したリゾートホテル。
      ちょっとしたことにもイラつきを覚えながらも、バーで出会った坂崎と客のマティアスに次第に癒されていく。

      日々の疲れというのは誰にでもあるわけで、それがどのように解消されていくのか。
      あくまでも百合はこの形であったということ。

      坂崎もマティアスも一般社会からはかけ離れている人物であり、だからこそ共感できたのだろう。

      タイトルに掛けられているうつくしい人とは誰なのかが最後に明かされ、百合はまた社会に戻っていく。
      >> 続きを読む

      2021/02/10 by

      うつくしい人」のレビュー

    • 評価: 3.0

      主人公の百合は、32歳。
      実家が裕福で、いまだ親のクレジットカードを使って買い物をし、月12万の家賃を親に払ってもらっている、いい歳してちょっと甘ちゃん。
      その百合が、職場で些細なことでたしなめられたことで、泣き崩れ、その場から動けなくなる。
      ただの世間知らずのわがままな行動だけではなく、百合の心は、壊れかけていたのだ。
      彼女はいつも「自分自身」というものを持てなかった。
      彼女はいつも「誰かから見た私」を意識して、自分の感情が持てなかった。。
      心は壊れかけているけれど、このままではダメだ。と、最後の力を振り絞って、豪勢な4泊5日の旅に出る。もちろん、親の金を使ってだが…

      そのホテルで知り合ったバーテンダーと、旅行客マティアスとの交流がきっかけで、彼女は徐々に、今まで押さえつけ、誤魔化し、随分と意地悪してきた自分の心に、耳を傾けるようになる。
      旅の行きと帰りでは、同じ景色でも、見え方も感じ方も違ったはず。
      ラストは主人公と一緒になって、清々しい気分になれた。
      >> 続きを読む

      2016/01/25 by

      うつくしい人」のレビュー

    • 評価: 3.0

      ひとりでご飯食べるとかはあまり抵抗がなく、
      一人旅もしたことがあるのですが、

      一人でバーに入るのはハードルが高い…
      でもちょっと勇気を出してみようかという気分になりました。

      女子校の怖さ的なものが描かれていましたが、
      女子校出身者からすると、そんなことはない、とちょっと言いたくなりました笑

      非日常感が良かったです。
      一人で思いっきり贅沢旅というのもいいなあと思いました。
      >> 続きを読む

      2016/01/25 by

      うつくしい人」のレビュー

    • >一人でバーに入るのはハードルが高い…
      でもちょっと勇気を出してみようかという気分になりました。

      ええ、お酒が好きならぜひぜひ。隠れ家はなかなかいいものですよ。ポイントはバーテンダーさんですね。センスのいい方は適度に放置してくれて独りの時間を楽しませてくれますが、いい頃合いをみて適度に気の利いた言葉をかけてくれたりします。しかも絶対に盛り上がりすぎないクールさ(ああ、冷たいという意味ではありません(^^♪)
      >> 続きを読む

      2016/01/26 by アテナイエ

    • >アテナイエさん
      おおおおお~!
      最近バーに一人で行きたい熱が高まってます!!
      クールなバーテンダーさんとお話出来るようになりたいです!♪ >> 続きを読む

      2016/01/28 by coji

    • 評価: 3.0

      女1人で旅をしたくなる本といえば,これ!といえる。
      「こう生きなければならない」という思い込みを捨てて,
      自分らしく生きることのヒントを一緒に得られるような感覚。

      私が好きだと思ったのは,三人が自分を解放して
      バーで過ごすシーン。
      この本を読んで,女1人でバーに入る勇気も出てきた。 >> 続きを読む

      2016/01/04 by

      うつくしい人」のレビュー

    • >女1人で旅をしたくなる本といえば,これ!といえる。
      とっても読んでみたくなりました!!
      一人でバーに入る勇気もほしいです笑
      >> 続きを読む

      2016/01/04 by coji

    • > この本を読んで,女1人でバーに入る勇気も出てきた。

      男性ですが、恥ずかしながら勇気が持てません(笑) >> 続きを読む

      2016/01/05 by ice

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      • 評価: 2.0

        主人公ほどではないけれど、他人の苛立ちを勝手に感じとって緊張してしまうところに共感。ここからどうやって立ち上がるのかに興味があって最後まで読みました。
        全編を通して暗くまどろっこしい印象。その印象は坂崎とマティアスがでてきても変わらずだっので読後感は今ひとつでした。

        2016/12/31 by

        うつくしい人」のレビュー


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