こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

往復書簡

4.5 4.5 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,470 円

あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。そこには五年前の「事故」が影を落としていた。真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたというあずみと静香に手紙を送る―(「十年後の卒業文集」)。書簡形式の連作ミステリ。

いいね!

    「往復書簡」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 評価なし

      往復書簡

      ドラマ化
      地上波
      2016/9/30
      〜十五年後の補習
      松下奈緒、市原隼人、鹿賀丈史、多岐川裕美他

      >> 続きを読む

      2016/10/13 by

      往復書簡」のレビュー

    • 評価: 5.0

      ドキドキしながら一気に物語に入り込んでしまいました。
      ミステリー系は久しぶり、そして湊かなえさんの本は初めて手に取ったのですが、とても面白かったです。

      3篇で構成されているお話です。
      タイトルの通り、往復書簡のみで物語がつづられています。

      ある事故や事件について、手紙をやり取りすることによって、徐々に真実が明らかにされていく。
      その場にいた人の主観が色々錯綜したり、疑心暗鬼になったり、一つの事件、事故を何人もの人が色々な視点から捉え、それによって仮説が間違っていたり、思わぬところでヒントが出てきたり。
      どの話も、最後には、えっ?!そうきたか!!と、あっと驚くような結末が待っていました。

      こういった書簡形式で物語を作るってとても難しい事だと思うのですが、それをミステリーとして書き上げてしまう著者はすごいと感じました。

      >> 続きを読む

      2016/06/09 by

      往復書簡」のレビュー

    • 湊かなえさんの作品はとても面白いですよね!
      往復書簡、読んでみます。


      告白 も、とても面白いですよ!
      >> 続きを読む

      2016/06/09 by 文子。

    • 文子。さん>
      そうなんですね!
      ズシっとくる重い感じの本が多いと言われる(←友人からそう聞いたんですが)湊かなえさんですが、これはとても読みやすいのかもしれません。
      もうちょっと他の作品も読んでみようかな。
      >> 続きを読む

      2016/06/11 by taiaka45

    • 評価: 4.0

      タイトルの通り、書簡形式で綴られる物語3篇。(文庫版は4篇収録なのですね…失敗しました。)
      連作短編集なのかと思っていたのですが、独立した中編でした。
      チャレンジングな作品ですが、やはり書簡形式は難しいと感じます。苦手に感じる方には受け入れられない作風だと思います。

      苦しくなるくらい重たい作品で世間に衝撃を与えた湊かなえの作品なのだ、と思って読むと肩透かし感があるかもしれません。
      また、全編手紙の文面のみなので、説明口調がまどろっこしいとか展開があっさりと描かれすぎていると感じる部分もあります。
      徐々に真相が明らかになる様子も、湊さんの作品をすでに何作か読んでしまっていると先の展開が読めてしまうので、その点も物足りないかもです。

      このようなことを頭の片隅で感じながらも、個人的には3篇とも楽しんで読めました。真相が暴かれていく展開を楽しむというよりは、一つの出来事を登場人物それぞれの視点で見たときの相違に気づく面白みが要の作品なのだと思います。


      手紙のやり取りのみで綴られるという作風で連想するのは太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」。あの歌詞をみながら聴いた時のような衝撃はないまでも、本作も手紙として綴られる言葉の美しさを改めて感じさせてくれた作品です。

      木綿のハンカチーフの作詞をされた松本隆さんや、湊さんのように美しい手紙の文面を書けたらいいのに…と思うのですが、ビジネス文書以外の手紙を書く機会など全くないですし、あったらあったで書き出しの一文も書けないであろう自分の姿を容易に想像できてしまうのが残念です。
      >> 続きを読む

      2015/10/18 by

      往復書簡」のレビュー

    • 澄美空さん
      ありがとうございます。私も頭の中に積んでる本が倒れそうなくらい溜まっていて、片付きません。
      告白を読んだ時の衝撃とあの独特の読後感は無かったです。告白的なイヤミスを期待すると物足りないかもです。個人的にはこちらの方が好みでした。
      機会があれば読んでみてください。私は本当にハードカバーで読んでしまったのを後悔してるので、ぜひ4篇収録の文庫で!
      >> 続きを読む

      2015/10/19 by pechaca

    • いえいえ。
      そうなんですね。こういう悩みって読書家、本好きのあるあるですよね(笑)
      確かに。あの衝撃は無かったです。今でもありありと浮かびますね。そうなんですね。自分多分家に文庫版があった気がするので探しだして読んでみようかなと思います。若し無ければ図書館ですね。でも、多分此方の図書館は文庫が圧倒的に少ないのでハードカバーになりそうです(^_^;)) >> 続きを読む

      2015/10/20 by 澄美空

    • 評価: 5.0

      手紙のやり取りのみでストーリーを展開し、過去の事件・事故を二転三転させていく。
      いつものように若干内容は重めですが、ストーリーの構成も上手く、非常に面白い本でした。
      『流石、湊かなえ』

      2011/10/05 by

      往復書簡」のレビュー

    • > 『流石、湊かなえ』

      そろそろ、湊かなえデビューしようかなぁ...

      2012/10/22 by ice

    • 手紙??
      メールですかね?

      本当に手紙だったら、この時代リアルに感じないかもなぁ・・・ >> 続きを読む

      2012/10/22 by makoto

    関連したレビュー

      幻冬舎 (2012/08)

      著者: 湊かなえ

      他のレビューもみる (全7件)

      • 評価: 3.0

        高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子六人に会いに行く。
        六人と先生は二十年前の不幸な事故で繋がっていた。
        それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、六人目となかなか会うことができない(「20年後の宿題」)。
        過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる、書簡形式の連作ミステリ。

        湊さんほどの人気作家になってしまうと、余程の作品を発表しない限り、読者の満足をかち得ることは難しいのでしょう。
        みなさんの本作のレビューが、どちらかというと低く辛辣なのは、湊さんへの期待の裏返し。
        湊さんの作品を読むとき、他の作家さんと違って疲弊度が高いので、覚悟して読むことにしているのですが、ご多分に漏れず本作もイヤミスの本領を十分に発揮しており、そこそこくたびれました。

        手紙のやりとりだけで物語が進む形式の中編三本。
        中でも、やはり映画化もされた『20年後の宿題』が、いちばんよかったです。
        定年退職し、今は病気療養中の元小学校教諭・竹沢真智子は、教え子で今でも頻繁に連絡を取り合っている、若き高校教師大場敦史にある依頼の手紙を書きます。
        それは、敦史と同い年のかつての教え子六人に会って、近況を報告してほしいというものでした。
        真智子を慕う敦史は、真智子からの必要経費の支払いも拒み、率先して一人目の女性と会うことになったのですが。
        二人目、三人目と会っていくたびに、明らかになっていく過去。
        それぞれのボタンの掛け違いが、将来を違ったものに変えてしまった悔恨や、ずるずると過去を引きずることになり将来を失った苦悩。
        あえて敦史を選び、決定的な悲劇「あのとき」に立ち会った六人に会うように仕向けた真智子の本心とは。

        人間の記憶というものほど曖昧なものはありません。
        事実の曲解。
        特に感受性豊かな幼少期の出来事は、あとになって自分の思うように美化されたり、逆に存在しなかった悪意を誤解してしまったり。
        本作の物語はいずれも、若かりし頃の衝撃的な出来事の真実を、齢を重ねた当事者たちが書簡のやりとりの中で明らかにしてゆく、または特定の人間を糾弾してゆくといった体のものです。
        そこまでの経緯はとてもスリリング。
        徐々に解きほぐされていく真実に、読み手はどきどきしながらページを手繰ります。
        一ページ毎に、まさに“浮かび上がってくる真実”は、関係していた人間たちのそれぞれの視点から、またそれぞれの思惑が絡み、一筋縄ではいかず、驚くこと幾たびか。
        ラストの仕掛けは湊さんらしくなく、また好感が持てました。
        読後感はよかったです。

        いつも思うのですが、湊さんの小説世界は非常に狭いですね。
        新たに何かを取材して書くというのではなく、誰しも経験した、もしくは経験している日常の中から、こんなにも多彩な物語を紡ぎだせるというのは、やはり稀有な才能だと思います。
        まだ読んでいない本、続々と出版されている新刊、いずれも手をつけていかないといけない作家さんですが、何度も書くように、読んだ後の消耗が激しく連読には不向き。
        しばらく他の作家さんで間をあけてから、改めて湊さんの世界へ挑戦しようと思います。
        >> 続きを読む

        2015/01/26 by

        往復書簡」のレビュー

      • >あすかさん
        いつも、コメントありがとうございます。
        >課長代理さんの湊さんレビューは何か優しさが感じられます。
        そうですかね(笑)?
        特に好きな作家さんというわけでもないんですけどね~。
        でも、しっかり仕事してるって感じで、そこら辺はすごい好きかもしれません。
        ベストセラー作家になっても、変な作品を発表していないところは尊敬に値するとおもいます。
        僕も『Nのために』にそろそろとりかからなければなりませんね。
        >> 続きを読む

        2015/01/27 by 課長代理

      • >hiyokoさん
        いつも、コメントありがとうございます。
        いや、我々読者というか一般は、日常のもやもやは忘れ去ったほうがいいと思いますよ。嫌なこと抱えて生きていたって、たいへんなだけだと思いますから。
        でも作家さんとなると話は別ですよね。
        どんなささいなことでも十倍、百倍に膨らませて、物語にしてしまう。
        "ささいなこと"を捕らえて忘れない感覚、それを物語に仕上げる技術。
        作家さんて職人ですよね。才能がないと無理ですわ。
        >> 続きを読む

        2015/01/27 by 課長代理


    最近この本を本棚に追加した会員

    17人が本棚に追加しています。

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    オウフクショカン
    おうふくしょかん

    往復書簡 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本