小田和正ドキュメント
98年7月。小田和正は東北自動車道を走行中に大事故を起こした。車は大破し、自身も鎖骨や肋骨を骨折して絶対安静。この事故が小田の心にどんな変化をもたらしたのかを詳細に記すことから本書はスタートする。50歳を越えてからの小田は過去の実績に甘んじることなく、様々な新しいことに取り組んできた。テレビ出演を断ることが多かった彼が自ら企画に参加した「クリスマスの約束」は10年以上も続く人気番組として定着、坂道を自転車で必死に登るCMが話題となった『自己ベスト』は、300万枚という記録的な大ヒット、そして単独アーティストとしての史上最年長ドーム公演記録の更新...。「結果が即座に跳ね返らない時期こそ大切に」「頑張っていれば、どこかで誰かが見ていてくれる」道なき道を歩んできた小田自身が語る言葉も、この本には多数収録されている。もちろん最新アルバム『どーも』についてもロングインタビューを敢行。その他、代表曲解説や小田和正の“口癖”など、ありとあらゆる角度から人間「小田和正」の実像に迫る決定的ノンフィクション。小田独自の年齢の重ね方から、今を生きるエネルギーを受け取ることができる。
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小田和正ドキュメント - 1998-2011 | 読書ログ