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アイネクライネナハトムジーク

3.9 3.9 (レビュー12件)
著者: 伊坂 幸太郎
定価: 1,512 円
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第12回 本屋大賞 / 9位
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    「アイネクライネナハトムジーク」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      アイネクライネナハトムジーク。
      →モーツァルト作曲。日本語に訳すと、『小さな夜の曲』『小夜曲』

      "普通の人たち"の日常が描かれる連作短編集。
      ある物語の主人公が別の物語にも登場したり繋がりが見え隠れしたり。
      伊坂幸太郎が得意としてる手法かな。
      超能力者や死神、銀行強盗、絶対的な悪者とかは登場しなくて、すごく僕らの日常に寄り添った物語に仕上がってる。
      それと特筆すべきは全編に『恋愛』の雰囲気が感じられること。特に男女の"出会い"や"はじまり"が描かれたものが多い。恋愛小説集って言い切ってしまうとなんとなくハードルが上がっちゃう気がするけど…小説の雰囲気が全体的にスウィーティー。

      個人的に1番好きな短編は『ルックスライク』
      ラストで『そっちかー!』ってなって、1人で興奮してしまいました…
      巧妙な?罠に引っかかった、というより半分は自分からひっかかりにいったようなものかも。思い込みはダメ、絶対。

      ちなみにこの小説の執筆のきっかけには歌手の斎藤和義が関わっています。
      楽曲『ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜』の歌詞には短編『アイネクライネ』の文章がそのまま使われていたり。
      めちゃくちゃ聴いてみたいなぁ…聴いてみよ!
      >> 続きを読む

      2019/01/18 by

      アイネクライネナハトムジーク」のレビュー

    • 私は斉藤和義さんの曲から小説に入ったのですが、彼の曲の中でも特に好きな曲で、とてもいいです。ぜひ聴いてみて下さい。
      本作に出てくる斉藤さんも印象的ですね。彼がモデルでしょうね。

      伊坂さんは斉藤和義の「幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いて、執筆活動に専念することを決意し、会社勤めを辞めたと言っているそうですから、元々持っているものが近いのでしょう。
      こちらの曲は物凄く長い歌詞で、メロディよりもたたみかけるような言葉で語りかけるメッセージソングです。ライブでも演る事がありますが、この歌詞どうやって覚えるんだろう?と感心してしまいます。
      >> 続きを読む

      2019/01/19 by 月うさぎ

    • 澄さん
      登場人物たちがすごく身近に感じられますね。
      サラリーマン、OLさん、学校の先生・生徒、ボクシング世界チャンピオン……世界チャンプだけ異質ですが笑
      あ!マジですか!
      ヘビーなストーリーなので……精神状態が良き時にでも読んでみてください。笑

      月うさぎさん
      斉藤さん、印象的でしたねーー
      あんな占い、めっちゃいいですね。好きなアーティストの歌詞を引用して占ってくれる人がいたら、通っちゃうかもなー

      >伊坂さんは斉藤和義の「幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いて、執筆活動に専念することを決意し、会社勤めを辞めたと言っているそうですから
      あ、そうなんですか。全然知らなかった!!
      めちゃめちゃ興味ありますねーー絶対チェックします。
      >> 続きを読む

      2019/01/19 by ねごと

    • 評価: 3.0

      お得意の伏線連作モノなんだけど20年モノ(°д°)!


      勝手な同郷のよしみでファンである、斉藤和義さんがこの本の重要なポイントになってるところが気に入りました。
      伊坂氏のお得意のパターンを楽しめました。
      ただ本作では伏線や連作過程がスゲー長スパンの時代になってる(;´Д`)
      そうなっちゃうとわかりにくいというか(?)あえてミスリードさせて繋げて楽しませる手法が炸裂ですな。
      でもね(;´Д`)、だからどうなのっていう内容ではある...

      (allcinema解説)
      ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。
      奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、
      他力本願で恋をしようとする青年、
      元いじめっこへの復讐を企てるOL……。
      情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが紡ぎ出す、数々のサプライズ! ! 伊坂作品ならではの、伏線と驚きに満ちたエンタテイメント小説!
      >> 続きを読む

      2018/09/03 by

      アイネクライネナハトムジーク」のレビュー

    • mottiさん
      私は斉藤和義の『ベリー ベリー ストロング~アイネクライネ~』を先に知って、
      あとからコラボだったことを知ったクチです。
      彼の曲の中でも最も好きな曲の一つなので、本作にもとても共感ができました。
      私は伊坂幸太郎のキャラの「アク」がそんなに好きではない方みたいなので。
      こういう普通に読める作品の方が好みかもしれません。
      でも、斉藤和義に関係のある部分以外、忘れちゃっていますけど(^^;)

      そうですか。栃木ですか。
      >> 続きを読む

      2018/09/03 by 月うさぎ

    • そうです。
      隣町ではありますが(^_^;)
      ちなみに大島優子と斉藤和義がホントに近所らしいですw >> 続きを読む

      2018/09/04 by motti

    • 評価: 評価なし

      ミュージシャンの斉藤和義さんが好きなので、小説とのコラボは、音楽の方が先でした。いつか小説は読もうと思って忘れていました。

      図書館の棚でそういえば伊坂さんの小説版読んでいなかった、と思い借りたのです。

      連作短編集ですが、かなり構成が凝っていて、曲になったのは第一話。百円で占いのような曲を聞かせてくれる「斉藤さん」が良いです。

      殺人ものではなく、恋愛もの、親子ものであって安心して読めました。この凝り方、伊坂さんらしいなぁ、と思いつつ、これ誰だっけ?になって後戻りすることしばしば。
      人物相関図まで書いている方がいて、それも見ましたね。

      曲も好きだし、小説も巧く出来ていると今更ながら感心しました。
      >> 続きを読む

      2018/06/04 by

      アイネクライネナハトムジーク」のレビュー

    • 私も斎藤和義さんの音楽が大好きで、特にこの曲はお気に入りだったので小説も読みました。
      見事にコラボしていましたね。
      引用というのはよくあるけれどこういう例はとても少ない気がします。
      〉百円で占いのような曲を聞かせてくれる「斉藤さん」が良いです。
      「斉藤さん」いいですね~。
      >> 続きを読む

      2018/06/04 by 月うさぎ

    • 記憶が曖昧なのですが、和義さんと伊坂さんが曲の方のアイネクライネを演奏していた映像か写真を見た事があります。お互いがファンというのは羨ましい限りです。 >> 続きを読む

      2018/06/04 by 夕暮れ

    • 評価: 3.0

      短編集。
      殺し屋など殺伐としたキャラが登場しない作品で、読後はほんわりした気持ちになりました。

      2017/08/27 by

      アイネクライネナハトムジーク」のレビュー

    • 評価: 4.0

      ロックアーティスト斉藤和義の『ベリーベリーストロング』が大好きでした。この曲の元になった小説があると聞き、ぜひ読まなくてはと、手にしたのです。 ああほんとだ、作詞:斉藤和義, 伊坂幸太郎 ってクレジットされていますよ。
      http://www.kazuyoshi-saito.com/disco/single32.html
      ご存じない方はこちらからどうぞ。

      短篇集なので肝心の小説は『アイネクライネ』の1篇だけでしたが、もう、歌の歌詞とほぼ一緒なのが面白かった~。
      「シャンプー」(´▽`)
      そうか。どうりで目に浮かぶような物語性があって珍しい曲だなと思っていたのですよ。小説がモトなんですね。テーマは出会いですが、曲には絆という言葉が何度も出てきます。(原作にはないです)
      そういえば大震災でキーワードになった「絆」ということばですが、この曲は2007年なのでずっと前に先取りしていたことになります。ご参考までに。

      短篇集ですが、登場人物のつながりや出来事の関連がある連作短篇となっていますので、この一作まるごと『伊坂幸太郎feat.斉藤和義』という雰囲気で楽しめました。
      これを実写化するようなことがあるなら、路上音楽占い師?「斉藤さん」の役を斉藤和義に引き受けて貰いたいものです。

      モーツァルトの楽曲であり、「アイネ(ある)クライネ(小さな)ナハト(夜の)ムジーク(曲)」という意味で邦題は「小夜曲」です。
      なぜこの曲がタイトルについているのか、その訳は、出会いというものはその瞬間に感じるんじゃなくて後で思い返して分かるもの「小さく聞こえてくる、夜の音楽みたいに」ということでした。

      「あんな、能天気な曲、夜に聞こえたらうざくてしょうがねえじゃん」には、笑ってしまった。
      モーツァルトの夜の感覚ってどうなんだろう?って私も思ってたので。

      アイネクライネ
      ライトヘビー
      ドクメンタ
      ルックスライク
      メイクアップ
      ナハトムジーク

      やっぱ。アイネクライネがいいですね。歌では藤間と奥さんは上手くいくのかと思ったけれど、小説ではその後のストーリーで離婚しちゃうのね。
      ナハトムジークはアイネクライネで出てきたヘビー級のボクサーの話。日本のロッキーです。ボクシング小説としてはちょっと食い足りないかな…。3つの時制が同時に進行する四次元小説です。

      本作の織田一真というのは、典型的な井坂キャラなんではないだろうかと思いました。まだ数作しか読んでいませんけれど。そしてなぜかひたすら献身的で美しい妻が夫を理解しつくして愛してくれる。っての、理想なのかな~。作者の。
      毎度思うんですが、女は欠点のない美女、男のイケメンには瑕疵があるって設定が多い気がします。今回、脇役には元気な女性が登場。伊坂さん元気な女性も描けるんではないのと思いました。
      伊坂幸太郎は着想やディテールは面白い作家だと思います。
      もっと幅広い人間が書き込めていけばなあ。という気がします。

      【ビートルマニアのツボ】
      6篇中4篇にボクサー、ウィンストン小野の名前がでてきますが、その名の由来はジョン・レノンのミドルネームを借用したものです。
      「ルックスライク」の中にでてくる「美人がやってきた。やあ、やあ、やあ」という言葉も「ビートルズがやってくるヤァヤァヤァ、原題:A Hard Day's Night)」という映画の邦題のもじりです。
      >> 続きを読む

      2016/02/10 by

      アイネクライネナハトムジーク」のレビュー

    • おお、懐かしいです!伊坂さんの小説小冊子が目当てで齋藤和義の『君は僕のなにを好きになったんだろう/ベリーベリーストロング~アイネクライネ~』を購入した私です。その後、書籍化していたんですね。
      伊坂作品に登場する男性主人公はどちらかというと、尻に敷かれるタイプの方が多いイメージでした。でも友人として織田一真的なキャラクタが出てくるのも確かです。元気な女性は割とよく描かれると思います。
      最近伊坂作品を読まなくなってきたのは、話がテンプレート化してきたからかな、とは思います。文章は巧いのですが。
      >> 続きを読む

      2016/02/13 by ワルツ

    • ワルツさん
      「話がテンプレート化」なんて恐ろしいご指摘でしょうね!
      私はまだそう何作も読んでいないのでわかりませんが、人物設定にその気配を感じるのです。作者の言葉を口にする役割を担い、設定された通りに「型にはまった型破りなこと」を演じてみせる人形のような人物像を思い浮かべてしまいますね。
      なぜそう感じるのか?何も迷いがないからです。矛盾や逡巡がなく、自分の気持ちも行為も自分で説明できてしまうからです。作者が与えた答え通りに。
      だから一真より曖昧な佐藤君が一番自然に感じます。
      >> 続きを読む

      2016/02/14 by 月うさぎ

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