読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
一九三〇年頃、大阪の蒲鉾工場で働く金俊平は、その巨漢と凶暴さで極道からも恐れられていた。女郎の八重を身請けした金俊平は彼女に逃げられ、自棄になり、職場もかわる。さらに飲み屋を営む子連れの英姫を凌辱し、強引に結婚し...。実在の父親をモデルにしたひとりの業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く衝激のベストセラー。山本周五郎賞受賞作。
その他のネット書店はこちら
すさまじいストーリー、すさまじい男の話。 これが実際に存在する人物だから驚きだ。 在日朝鮮人社会での父子の対立がメインテーマなのだが、 奥さんの“英姫”と、唯一の親友“高信義”の存在も 主人公“金俊平”を語るための鍵になっている。 金欲も性欲も人並み以上で、ヤクザも恐れをなす男だが、 本当は息子とつながっていたいという気持ちが 見え隠れするのが少し切なくなってしまう。 >> 続きを読む
2019/08/23 by NOSE
「血と骨」のレビュー
amazonでレビューを見る
チトホネ ちとほね 血と骨 | 読書ログ
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本
最近チェックした本
梁石日の作品
全30件