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眉山

4.0 4.0 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 520 円

東京で働く咲子は、故郷の徳島で一人暮らす母が末期癌で数ヶ月の命と告知される。徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は母が自分に黙って「献体」を申し込んでいたことを知る。それはなぜなのか?やがて咲子は、まだ会ったことのない父の存在と、母の想いに辿り着く―。毅然と生きてきた女性の切なく苦しい愛が胸をうつ長篇小説。

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    「眉山」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      確かにお龍さんは潔いし困ってる人を見捨てられず何でも出来ることはやってきたんだろう。
      だからいつも人に感謝されてる素晴らしい人だ。娘に対しても甘えることひとつしないで自分の人生の残りをどう過ごすか決めて咲子をさびしい気持ちにさせた。

      お龍さんがそんな生き方をしてきたのは道ならぬ恋で子供を宿してしまったからその償いなのかなと思った。
      子供が出来たとき相手の男性には家庭があったのだろう。きっと妊娠も知らせずにそれっきり会わずに。

      風に立つライオンで人を愛することは深くて辛いと思ったけど道ならぬ恋で出来た命をひとりで育てながら相手を思う愛も辛いだろう。お龍さんだからできた人生。

      >> 続きを読む

      2019/04/04 by

      眉山」のレビュー

    • 評価: 4.0

      “神田のお龍”。それが全てだった。

      骨の髄まで江戸っ子で、
      曲がった事が大嫌いな人情味溢れる母、龍子。
      威勢よく啖呵を切る時に名乗るのが“神田のお龍”だ。

      徳島で女手ひとつで娘1人を育てあげ、
      死期が迫るとケアハウスや入院の手続きも
      全て自分1人でやってのけてしまう。
      そして“献体”の申し込みまで。

      そんな報告を突然受けた娘の咲子は戸惑う。
      と、同時に知りたくなる。
      その覚悟はどんな想いから来ているのか、
      母が頑に語らない父親の存在の事も。

      最初から最後まで母の存在感が光る。
      他の登場人物を全てかき消してしまうほどだ。

      徳島の阿波踊りをベースにしてるのもいい。

      日本で唯一、寺社仏閣の絡まない、
      権力の関わらない自由なお祭り。
      庶民の庶民による庶民のためのお祭り。

      そう聞くと“踊る阿呆”に混じりたい衝動に駆られた。

      やはり、さだまさしの小説は旅に出たくなる。
      情緒あふれる作風はさだまさし特有だ。
      >> 続きを読む

      2019/01/28 by

      眉山」のレビュー

    • 評価: 4.0


      さだまさしさんの別の児童書をたまたま読んで、その世界観が素敵で、この文庫本も手に取ってみました。
      母が余命わずかと知り、娘は母を看取るために阿波踊りの時期が近付いている徳島に帰郷します。
      子どものころには見えなかった母の生きざま、想いが見えてくる娘の咲子。父親を知らずに育った咲子に、父親への母の強い想い、そして自分への愛が見えてきます。

      阿波踊りに合わせ、華やかな踊りの世界に対して命が果てようとする母をめぐる毅然としながらもしっとりとした世界、対照的でした。

      さだまさしさんの描く世界、情景はとても美しいと思います。
      >> 続きを読む

      2017/11/29 by

      眉山」のレビュー

    • 評価: 4.0

      とても繊細で、美しい

      徳島の風を感じる物語

      余命を宣告された強くて尊敬すべき母との最後のときを描いた作品

      家族、ふるさと、生きること、死ぬこと、伝えること

      静かに、穏やかに語りかけてくる

      そんなお話

      ラストシーン
      とある医大生の実習感想文
      『二本のパイプ』
      うるうるです•(☍﹏⁰)。
      >> 続きを読む

      2014/09/24 by

      眉山」のレビュー

    • 映画で観ましたが、ラストシーン…思い出せません><
      小説も読んでみたいです!

      2014/09/25 by coji

    • >余命を宣告された強くて尊敬すべき母との最後のときを描いた作品

      これだけで少しうるっとしてきますね。

      さだまさしさんって本も書いていらしたんですね!!
      >> 続きを読む

      2014/09/25 by RAY-ROCK


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