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蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

4.5 4.5 (レビュー5件)
著者: 恩田 陸
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    「蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      音楽というものをここまで言葉で表現できるというのは、さすがの一言。曲に対する知識というか、理解もすばらしく、途中から、恩田陸は音楽家だと思いながら読み進めていっていた。
      上巻と同じように、天才とはこういうものなのか、と驚きつつピアノの天才達の世界観を覗き見るように読んだ。たまに私の理解を超える音楽へのそれぞれの想いや感性があって、作者から溢れ出る言葉の渦に飲み込まれてしまい、ダラダラと文字列だけを追ってしまう部分があったが、最後まで本当に楽しめた。4人のピアニストのその後を想像させる、4人それぞれの方向性がきちんと描かれていたのが個人的には嬉しかった。
      そして、他の3人ほどには天才性を持ち合わせていないながらも、観客を惹きつける演奏をする高島明石の存在が物語の中でも大きな役割を果たしているような気がした。だから、高島明石が電話を受けるところで泣けた。
      久々に、また近いうちにじっくり読みたいと思った小説だった。
      やっぱり映画は見たいような、見たくないような…
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      2019/10/13 by

      蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      風間塵は本能の音楽を奏でる人。塵から発する音楽が自然や宇宙まで果てしなく広がっていくのに亜夜の弾くピアノは自分の幼いころの心情だったり孤独感や悲しさを深く深く入って物語りでも聴いてる人の涙を誘ってるが私も涙した。

      人の本質は手に入れたいものを追い求めたり自分の内面を掘り下げたりすることで音楽とともに生きてる人と重なってるのかもね。

      それにしても極限で生きてる人たちの研ぎ澄まされた感性に少し触れた気がした。一緒にコンクール会場に行ってる気持ちになったしコンサートに行きたくなった。とりあえず蜜蜂と遠雷のCDはゲットします。

      次は読書メーターに書いた感想です。

      上巻が面白すぎて期待してしまった感があったけど締めくくりは清々しくて満足。 文末の解説で恩田睦さんがこのピアノコンクールの話を手がけたいと言い出して7年もの歳月を費やしてようやく仕上げたというのを知った。 その長い時間をかけて言いたかったことは音楽は一部の恵まれた才能恵まれた環境に生きる人のものではなくみんなが本来持ってるリズムだったり自然から生まれるメロディであるべきじゃないか。その神様のからの贈り物が風間塵なのかな。 音楽も小説も産みの苦しみがあって素晴らしい作品に仕上がる。私たちは幸せだ。

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      2019/10/10 by

      蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)」のレビュー

    • 評価: 5.0

      2019年71冊目。映画公開に合わせて原作のおさらいをしておこうと思ったのが動機。上下巻あわせて900p越えの大作だけど、とても楽しく読むことが出来た。この作品を書くにあたって、筆者が時間をかけてリサーチした部分が作品に生かされている。面白かった。最後はやや予定調和的な終わり方だけど、亜夜や塵、マサルなどの今後の活躍も見てみたいと思える。音楽的な素養は自分には全くないので、各コンテスタントが弾いた音楽がどういう風なイメージなのか映像を見ないとわからないのが残念。映像を見た後もう一度読んでみたいと思う。

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      2019/09/29 by

      蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)」のレビュー

    • 評価: 5.0

      感情、情景、比喩……いやぁ、そくもまぁこんなに表現が浮かぶものだ。
      これこそがこれだけの大作になった要因でしょう。
      当初は1人のピアニストにスポットを当てたサクセスストーリーかとかと思っていたが、読んでみて多くのピアニストの中から数名、場面場面で特定のコンテスタントにスポットを当て、ピアニスト同士がお互いを高め合う1つの国際ピアノコンクールを追った物語だと理解した。
      天才、天然、努力家など、それぞれのコンテスタントの姿勢や心情が濃密に描かれ、読者である自分もこのコンクールにいるかのように読めた。
      読み応えのある素晴らしい作品でした。 >> 続きを読む

      2019/07/28 by

      蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      YouTubeで登場曲をリアルタイムで聞きながら読破。なんて贅沢な時間。
      読書中の高揚感は前半のほうが上だった。
      明石ファンの私は、明石くんが三次に残れなくて残念‥‥天才ではない彼がいてくれたから、物語がとても身近に感じられたんだと思う。
      なんだか途中、エヴァのカオル君とかとオーバーラップした時もあったけど(笑)、読後感はとても爽やか。恩田先生もスゴい人だ。

      2019/07/26 by

      蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)」のレビュー


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