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原始仏典

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 経典
定価: 8,400 円
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    「原始仏典」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      パーリ仏典、つまりスリランカ・タイ・ミャンマーなどに伝わり、今も大事にされているお経の翻訳のシリーズ。
      日本や中国などに伝わったお経と少し異なっていて、最も古いお経だと言われている。

      以前、長部と中部の翻訳の部分は読み終わり、昨年この第二期の相応部の一巻を読み終わり、最近、少しずつ読んでいて、やっとこの巻を読み終わった。

      特に興味深かったのは、劣った志向、中程度の志向、すぐれた志向の人々が、それぞれおのずと集まり、仲間をつくり、一体となる、ということが述べられていたところ。

      たしかに、人は趣味嗜好や目指すことによって、おのずとグループをつくる気がする。

      また、仏教にとってとても重要な、十二因縁ということがこの巻ではとても詳しく述べられていて、面白かった。
      行為の主体と行為の結果が同じか異なるかということに関して、同じでも別のものでもなく、ただ十二因縁があると言われる。
      どういうことかというと、何かの行為の責任を、全く自己責任に帰結するわけでもなく、全く本人に責任がなく環境だけが決めるというわけでもない、ということのようだ。
      周囲との接触の中でつくられてきたその人の心のかたちが、その瞬間の行為を決定するわけで、本人の心が変わらないと行為も変わらないということなのだろう。

      また、さまざまな物事について、無常(つまり変化)かどうか尋ね、無常だと答えると、無常なものは楽か苦かと尋ね、苦だと答えると、苦のものは私の実体と言えるかどうかと尋ねて、おのずと無我に考えをいざなっている問答も面白かった。

      今から二千六百年ぐらい前に書かれたというのに、やっぱり、仏典はすごい。
      >> 続きを読む

      2013/01/28 by

      原始仏典」のレビュー

    • 俗っぽく生きている自覚が有るので、ちょっと読むの怖いなぁ・・・w

      2013/01/29 by makoto

    • <iceさん

      人類の聖典や古典とされている書物はそれぞれに真理が含まれているから、大切にされて残ってきたのでしょうね。
      聖書も面白いですよね^^


      <chaoさん

      たぶん、心を清くする生き方をしているか、心が汚れる生き方をしているか、というところで、この場合は優劣のレベル分けをしているのだと思います^^
      仏教の場合、心が清らかになると自分自身が原因と結果の連鎖の中で良い方向に向かうけれども、心が汚れていくと自他に被害を与えていくと考えるので、このような区分をしているのでしょうね。
      優劣は、基準点によって変わってくるので、確かに何が基準かはとても大切なことですよね^^



      <tadahikoさん

      お経というと昔は漢文でわかりづらかったですけれど、最近はパーリ語からわかりやすい現代日本語訳に翻訳してくれている本が出てきているので、本当にその点ありがたいと思います^^
      わかりやすい日本語で読むと、本当に意外なほど新鮮な普遍的な真理だと感じることが多いですよね!


      <makotoさん

      意外とフィットするかもしれませんw
      >> 続きを読む

      2013/01/29 by atsushi


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