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ブッダとは誰か

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 仏教史
定価: 1,995 円
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    「ブッダとは誰か」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      文献学、つまり文献を精緻に考証することによって最も古い文献から釈尊の姿を描こうとしてあり、面白かった。

      ビンビサーラ王が釈尊にはじめて会う時も、同盟締結を釈迦族で目指していたのではないか、また釈尊がスパイではないかと疑っていた、それでわざわざ王自ら会おうとした、という動機が推察してあり、たしかにそう考えるとリアルな感じがして面白かった。

      また、ラーフラが釈尊の出家の六年後に生れたという伝承があるそうで、これも興味深かった。

      個人的にとても興味深かったのは、ジル・ボルト・テイラーの『奇跡の脳』の話だった。
      左脳の機能が停止した著者は、右脳だけになった時に、あらゆる生命と自分との垣根が消えたような、不思議な体験をしたそうで、あたかも「ニルヴァーナ」のようだったそうである。
      ぜひその本も読んでみたいと思った。

      あと、オープン・キャノンとクローズド・キャノンという言葉がとても興味深かった。
      仏教は閉じられた経典でなく、開かれて後世も改変可能なオープン・キャノンだったから、膨大な大乗経典が生じた、というのはとても面白い視点と思う。
      仏典の素晴らしいところは、オープン・キャノンなところかもしれない。

      般舟三昧経を引用して、夜空の星空の星のように、無数のブッダがこの宇宙にはいる、ということが書かれている箇所は、読んでいて、本当に仏教の最も面白いところであり、オープン・キャノンであることの最大の理由はそこにあるのかも、とあらためて思った。

      とてもシンプルにわかりやすく書かれているので、歴史や文献の問題として仏陀に興味がある人には、良い一冊と思う。
      >> 続きを読む

      2013/02/23 by

      ブッダとは誰か」のレビュー

    • 宗派に寄るのかも知れませんが、母が亡くなった際、戒名に「釈」が付くのを知りました

      坊さんに質問して、そう言えば「釈尊」って言葉が回答に含まれていたなぁと思いだしました。
      >> 続きを読む

      2013/02/24 by ice

    • <tadahikoさん

      コメントありがとうございます^^
      面白いですよね!
      文献学というと難しい印象がありますが、この本はとてもわかりやすくいろんな面白い話を伝えてくれました^^


      <gavinさん

      コメントありがとうございます^^
      ニルヴァーナ、有名なロックバンドですよね!
      もともとは、「涅槃」という、仏教の悟りの境地をあらわす意味のことばだったそうです^^


      <iceさん

      法名や戒名には「釈」がつきますよね^^
      うちは浄土真宗の西本願寺なのですが、やはり先だった家族にはついています^^
      お釈迦様の家族になった、という意味のようです^^
      >> 続きを読む

      2013/02/24 by atsushi


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