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謀殺の弾丸特急 (ノン・ノベル)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 山田 正紀
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    「謀殺の弾丸特急 (ノン・ノベル)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0


      山田正紀の「謀殺の弾丸特急」が、抜群に面白い。
      長編超冒険小説と謳われているように、久し振りに本格冒険活劇小説に酔いしれましたね。

      アジアを舞台に、素人が戦闘のプロフェッショナルたちと鎬を削るという設定なのが、読む気をそそってくれます。

      東南アジアの軍隊国家アンダカム(架空の国家)からタイへ抜けるSLツアーが催されたが、その参加者の中に軍事秘密を盗んだジャーナリストが混じっていたことから、一行8名は軍に追われることになってしまう。

      この脱走機関車を牽引するのが、懐かしのC57ときているから、私のような鉄道マニアにはこたえられないんですね。
      しかも、それを運転するのが引退した老機関士とくるから、もうたまりませんね。

      SLツアーだから、当然そういう人物が出てくるわけで、他の一行に、美人添乗員、かつてアンダカムで働いていた建設技師、学生、新婚夫婦、海外旅行に余生を費やす金持ちのお婆さんを、敵方にも"ターミネーター"さながらの殺し屋を揃えた辺りも、実に粋な配役ぶりだ。

      そして、田園地帯から山中へと入っていくルートは、途中の駅、老朽化した鉄橋、トンネル、廃鉱につながる支線など、素人VSプロの闘いを引き立たせる舞台装置に事欠かず、著者の山田正紀は、様々な見せ場を作って、一瞬たりとも我々読者を飽きさせない。

      列車追跡活劇ものとしては、まさに王道とも言えるオーソドックスな趣向をふんだんに凝らした力作であり、著者の活劇的なセンスが十二分に発揮された作品だと思う。

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      2018/04/25 by

      謀殺の弾丸特急 (ノン・ノベル)」のレビュー


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