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蜩ノ記

4.2 4.2 (レビュー3件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,680 円
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第146回 直木三十五賞

豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり...。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説。

いいね! tadahiko emi

    「蜩ノ記」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
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    • 評価: 3.0

      はじめましての著者である。また時代小説は久しぶりである。江戸屋敷で側室と密通し、そのことに気づいた小姓を切り捨てたとして戸田秋谷は、本来なら家禄没収のうえ切腹のところ、取り組んでいた御家の家譜作りが途中だったので、10年後に切腹するとしてそれまで家譜編纂のため家族とともに幽閉されていた。そこへ城内で刃傷沙汰を起こし、切腹を免れた庄三郎が秋谷の監視役としてやってくる。家族と起居を共にするうちに、庄三郎は秋谷の切腹を回避できないかを考え始める。
      読んでいて季節の移ろいや景色の描写がうまく、まるで一枚の絵を見るようだった。また人々の性質が味わい深かった。 >> 続きを読む

      2017/10/30 by

      蜩ノ記」のレビュー

    • 評価: 5.0

      これは星5つじゃ足りない名作!
      この作品で、遅ればせながら葉室麟さんにハマりました。

      切腹の日を決められているという過酷な運命のなかで、こんなに穏やかに清潔に生きられるのかと感動。
      でも私はそれ以上に、武士と農民という身分を越えた友好に涙涙・・・。
      個人的には、主人公の秋谷ももちろんですが、農民の息子源吉に注目してほしいです!
      映画を観たら、またドバドバ涙が出そう・・・。 >> 続きを読む

      2013/06/08 by

      蜩ノ記」のレビュー

    • > 切腹の日を決められている

      死刑囚のような感じでしょうか。

      そういう立場だと達観する面も有るのかなぁ...
      >> 続きを読む

      2013/06/09 by ice

    • emiさんのレビューのときもそうでしたが、やっぱり今回も「たこのき」??って読んじゃいましたーw >> 続きを読む

      2013/06/09 by makoto

    • 評価: 5.0

      すごく素敵なお侍さんのお話です。

      お侍さんなんて言うよりは武士と言った方が適切なのですが、すっかり主人公に魅了されてしまった今、
      武士なんて距離を取った言葉で表現したくない。そんな気持ちにさせられます。

      まさしく武士道を感じさせる戸田秋谷。清廉で大胆で優しくて。

      これでは自然に(わたしも含め)異性を虜にしてしまうのは止むを得ず、
      前藩主の側室との不義理を疑われることになってしまったんだと思います。

      10年後の切腹という何のために生かされているのかわからない境遇に置かれても、
      彼の感情は波打ちません。体や生命は犯せても、精神だけは気高いとでも言うように。

      こんな素敵な作品が直木賞を受賞したのは嬉しいですが、正直な気持ちとしては直木賞に選出されたことで、この作品に触れる方が増えること。
      多くの人に、この作品から何かを掴んで貰えることが嬉しいです。
      >> 続きを読む

      2012/09/23 by

      蜩ノ記」のレビュー

    • 蜩ってヒグラシって読むんですね。
      タコかと思った・・・w

      2012/09/24 by makoto

    • iceさん

      昔から読むペースは速いみたいです。
      ほぼ毎日1冊は読んでしまうので、幾らお金が有っても足りません(><) >> 続きを読む

      2012/09/24 by emi


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