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誰も知らない世界のことわざ

3.7 3.7 (レビュー3件)
著者: エラ・フランシス・サンダース
定価: 1,728 円
いいね! Tsukiusagi

    「誰も知らない世界のことわざ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      これはいい!と言いつつ、文化の違いを感じる1冊でもある。

      諺、想像できるものもあれば、全くそうでないものも結構あった。

      それぞれの国の文化とか歴史を知っていると、もっとわかるのだろうと思うし、楽しさも膨らむだろう。

      わからなくても、これをきっかけに相互理解につながればいいのだと思う。

      子供たちの想像力があると、もっといろんな解釈もでてくるのかも。
      >> 続きを読む

      2017/04/22 by

      誰も知らない世界のことわざ」のレビュー

    • 評価: 4.0

      世界各国の面白いことわざを集めてイラストを添えた、楽しみながら教養にもなる言語学の本です。
      言葉は思考や世界観を形成するものです。
      国民性ではなく、言語に注目という切り口が新しい。
      言葉の海に泳ぎ出た様な広がりを感じました。
      日本語からは2つの言葉がエントリー。さすがはことわざ&慣用句はお得意な日本語です。
      が、少々戸惑ってしまったのが「猫をかぶる」なのです。
      言葉の説明の方はステキなのですが、イラストでは「頭に」生きた猫を乗せて帽子にしているのです。これは日本人にはギャグにしかなりませんね。本気でこう言うイメージを持っていたら嗤われるだけです。当事国の言葉に添えて英語の翻訳が書かれているのですが、それを読んでびっくり。
      to wear a cat on your head と、あるではないですか?!
      誰ですか?このことわざをこんな風に英語訳した人は?!
      こんな間違ったイメージが「翻訳」されて世界中に広がっているのかと、こわくなりました。
      おそらく同様の感慨をそれぞれの国の方も持っている可能性はありますね。
      しかしそれを含めて言語の持つ世界認識の多様性を示唆するものであることは、間違い無いでしょう。
      クスリと笑ったり、発想の見事さに拍手したり、同じ事を表す自国のことわざを思い浮かべたりしながら、お気に入りのことわざを発見できるでしょう。

      気になることわざは、
      ・エビサンドにのって、すべっていく(スウェーデン語)
      ・頭の中に、コオロギがいっぱい(イタリア語)
      ・私の頭にアイロンをかけないで(アルメニア語)
      ・小さなアヒルを吹き出す(ラトビア語)
      哲学を感じさせるのは
      ・ジャングルの中でおどるクジャクのダンス、誰が見た?(ヒンディー語)
      ・水を持ってきてくれる人は、そのいれものをこわす人でもある(ガー語)
      熱愛表現もユニーク
      ・あなたは、私のオレンジの片割れ(スペイン語)
      ・あなたのレバーをいただきます(ペルシア語)←某小説のタイトルの元ネタ?

      文章ではイラストタイトル以外の言葉も紹介されていますが、興味深いのはルーマニア語。
      「誰かを、その人のスイカからひっぱり出す」(怒り狂わせるという意味)の他、「顔が落っこちます」(びっくりしたとき)「ドーナツを売っています」「彼らの辛子が飛び降ります」「ミントをこするのをやめるように」などなど
      感覚的でエッジの効いた言葉のチョイスがいい感じで、日本語の慣用句にとても似た感性を持っているように思えました。
      ルーマニアに知り合いはいませんが、お友達になってみたいです。

      気になる日本の説明ですが、これも面白いです。
      「日本人は、猫となるとちょっと夢中になってしまうよう」で、「猫に関することわざや慣用句、俗語がたくさんあります」とあって、私が知らない慣用句も取り上げられていました。
      (知っているのは「猫も杓子も」だけでした)
      日本のことわざや慣用句には猫はむしろ数が多いとはいえないと思っていたので、ちょっと意外です。まあ、慣用句の宝庫であることは世界に誇れるんではないでしょうか?

      そしてもう一つ。
      この絵本は楽しいですし真面目な取り組みなのでいいのですが、
      『慣用句をイラストにしてはいけない』
      ということが本当にわかりました。

      なぜなら使っている側はいちいちその対象を画像的に思い浮かべてその言葉を使っているものではないからです。
      「二枚舌」といわれてべろを思い浮かべる人は皆無でしょう。
      慣用句は言葉として独り歩きをしているのです。
      だから他国の言葉に触れるのは楽しいですが、変だと笑うことは次元が違うのだと思います。
      以後気を付けたいと思いました。
      >> 続きを読む

      2017/03/09 by

      誰も知らない世界のことわざ」のレビュー

    • 異国の言葉を翻訳するって、思いこみや勘違いもあって、
      難しいことですよね。

      昔は、それなりの作家が翻訳の仕事もされていました。
      坪内逍遥、森鴎外、芥川龍之介、現代では村上春樹さんとか。

      海外文学を一切読まない私にとって、
      翻訳って、映画の字幕ぐらいしか浮かばないです。

      >> 続きを読む

      2017/03/11 by ごまめ

    • ごまめさん
      海外文学を読まないとおっしゃる読書家が思いのほか多いので驚いています。
      私は日本の作家よりも外国文学のほうが多く読んできました。
      子どものころの名作文学や有名な児童文学って海外作品のほうが多かったんです

      >昔は、それなりの作家が翻訳の仕事もされていました。
      坪内逍遥、森鴎外、芥川龍之介
      そうなんですよね。日本の作家ももともと外国文学を学んだ人が多いんです。
      漱石さんもそうですね。
      ことわざや慣用句の豊富さやオノマトペの自在さなど、日本語の世界もとても好きなんですが、日本文学はかなり狭いと感じます。
      言語的に情緒的感覚的で、説明能力や複雑な文章を綴る能力に欠けるので、
      スケールの大きな枠組みで物語を語れていない気がします。
      また、言葉のチョイスでいい文章に見せかけておしまいという手も打てるんです。
      海外の小説も楽しいですよ。
      いっしょにルーマニア文学探しませんか?(*^^*)
      >> 続きを読む

      2017/03/12 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      絵本になるのかな、イギリスに住む著者が世界のことわざで、
      言い回しで興味ある51を選んで、絵と共に紹介。

      日本語からは、「サルも木から落ちる」と「猫をかぶる」が選ばれていますが、

      中には
      「頭の中に、コオロギがいっぱい」(イタリア語)とか、
      「ガレージにいるタコのような気分」(スペイン語)
      「私の頭にアイロンをかけないで」(アルメニア語)、
      「あなたのレバーをいただきます」(ペルシャ語)、
      「誰かを、その人のスイカからひっぱり出す」

      と、意味不明で、想像もつかぬものも・・・・・。


      お気に入りを一つ紹介すると

      「ブドウはお互いを見ながら熟す」(トルコ語)ですが、
      私たちは次第に仲間同士で似るようになり、
      周りの人たちから学びながら成長していくと。

      自己啓発作家のジム・ローンさんは、
      「あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人を平均したような存在だ」と、
      私にとって、その5人とは誰なのか・・・・・、一番そばにいている人の影響大。
      考えると似たもの夫婦とはよくいったもので
      逆に、離婚の一番の原因が、性格の不一致とは、納得ですな。

      >> 続きを読む

      2017/01/06 by

      誰も知らない世界のことわざ」のレビュー

    • ごまめさんのご紹介の本、読めました。
      気に入った言葉がけっこうかぶっていました。
      性が似ているのかしら?
      楽しいだけではなくて考えさせられるよい本でした。
      どうもありがとうございました。
      >> 続きを読む

      2017/03/09 by 月うさぎ

    • >月うさぎ さんへ

      この頃、読む本が偏らないように、
      図書館で、新刊のコーナーで読んでみたくなる本を探しています。
      この本も、その中の一冊です。
      >> 続きを読む

      2017/03/09 by ごまめ


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