こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

泥の河・蛍川・道頓堀川

川三部作
5.0 5.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 840 円

よどんだ水に浮ぶ舟べりから少年は何を見たのか?幼い眼でとらえた人の世のはかなさを描く、処女作「泥の河」。北陸・富山に舞う幾万の螢を背景に、出会い、別れ、そして愛を濃密な情感と哀切な叙情にこめてとらえた「螢川」。ネオン彩る都会の一隅にくりひろげる父と子の愛憎劇を軸に、男たち女たちの人情の機微をからめた「道頓堀川」。川を背景に独自の抒情を創出した宮本文学の原点三部作。

いいね!

    「泥の河・蛍川・道頓堀川」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      『泥の河 螢川 道頓堀川』(宮本輝) <ちくま文庫> 読了です。

      「泥の河」は子供の頃映画で観てトラウマになってしまった作品です。
      読むのに勇気が要りましたが、こんなにいい作品だったとは!
      子供の視点と大人の視点がうまく入り混じり、何とも言えない心地よい悲哀を感じることができる作品でした。
      思い切って読んでみて、本当に良かったと思います。

      「螢川」は中学三年生の青春を描いた作品です。
      私にはそれほど響かず、この三作の中ではちょっと残念に思われる作品でした。
      多感な時期を描いたにしては、少し踏み込みが甘いような気がします。
      しかし、読む時期によって大きく感想が異なるような気もします。
      いつか再読してみたいです。

      「道頓堀川」は、様々な人の、様々な生き方を描いた作品と言えると思います。
      これは三作の中では抜群の作品だと思いました。
      まだまだ読むべき本はあるんだなあ、と、深く実感しながら読み進めていました。
      人生の岐路に立ち、どのように身を処すべきか迷っている方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

      ただ、宮本輝の作品は、すごく引き込まれる部分とほとんど響いてこない部分の差が大きい感じがします。
      正直、文章も「すごく上手い!」というわけではないように思います。
      今後も読んでいくかどうか、かなり迷う作家です。
      >> 続きを読む

      2015/10/07 by

      泥の河・蛍川・道頓堀川」のレビュー

    • > 空耳よ さん

      コメントありがとうございます。
      子供のころはトラウマになった映画『泥の河』ですが、機会があればまた観てみたいと思いました。 >> 続きを読む

      2015/10/10 by IKUNO

    • > 弁護士K さん

      コメントありがとうございます。
      「螢川」がいい、とおっしゃる方も多いので、またいつか再読してみたいと思っています。

      宮本輝は、昔『ここに地終わり海始まる』を読んでつまらなかったので、ずっと読んでなかったんです。
      あるきっかけで『錦繍』を読んで深く心を動かされたので、今回「川三部作」を読んでみました。

      出来不出来の差が大きい作家なのかもしれないですね。

      この感想をあちこちで上げてからいろいろおすすめをいただいていて、
      『青が散る』
      『優駿』
      『幻の光』
      『ドナウの旅人』
      あたりをもし読むなら読もうかと思っています。
      >> 続きを読む

      2015/10/10 by IKUNO


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ドロノカワホタルガワドウトンボリガワ
    どろのかわほたるがわどうとんぼりがわ

    泥の河・蛍川・道頓堀川 - 川三部作 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本